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「こんな子に育ってほしい。」と言う前に。
おはようございます。自己実現メンタルコーチのしんかいさんこと新海智子です。だいぶ寒くなってきましたね。皆さんお元気ですか。
最近、子育てのお悩みをよくいただくようになりました。今日は子育てのお悩みがある方に、少しでも何かのヒントになるといいなと思い、書いてみたいと思います。
子育てのお悩みでは「どうしたら良いでしょうか?」とおっしゃっる方が多いのですが、
お子様の個性や家族関係の背景がわからないため、実は回答がいつも一般的なお答えしかできません。
今日は、そんなお悩みの方に共通して大切であろうと私が思うことを今日はここに書いてみますね。
この記事はこんな人に役立つかも
▷子育てに悩んでいる方
▷子育て中の方
▷家族関係に悩んでいる方
▷人に迷惑をかけたくないと思っている方
お悩みに回答いたします
【質問1】
お友達と仲良くし、明るく元気な子に育ってほしいと思っているのですが、引っ込み思案でお友達とうまくかかわれないようで心配しています。
【回答1】
人間は言語よりも非言語からのコミュニケーションが優位と言われているとおり(メラビランの法則 7-38-55の割合で、言語は7%です)親の言葉よりも態度などの非言語から学ぶことが多いと思われます。「お友達と仲良く、積極的な子に育てるにはどうしたらよいか」を考えるよりも、自分自身が、「お友達と仲良く、積極的な人間であるのか」を考えてみてはいかがでしょうか。お母さんがそのように生きていると、お子様も同じように生きていくと思いますよ。
【質問2】
ありのままの自分を生きて欲しいのですが。
【回答2】
こちらも1と同じになってしまうのですが、
子どもにありのまま堂々と生きて欲しいと思うならば、親自身がありのまま堂々と生きることをすれば、自然と子どももそのように生きるのではないかと思っております。子は親の鏡ですね。
【質問3】
母親としてうまく出来ないことが多く、イライラしてしまう自分が情けないです。完璧にこなしたいです。
【回答3】
子どもは決して完璧なお母さんを求めているわけではないと思います。そもそも、完璧とは誰にとっての完璧でしょうか?
完璧主義というのは、「完璧にできて安心!」ということよりも、他人にどう思われるかを気にすることしか、教えてくれないのではないでしょうか。
完璧主義を手放してみませんか?未来に完璧な道はありません。完璧な道を探しているかぎり、前に進むことができないのです。常に完璧でない自分を責め続ける生き方になってしまいます。お母さんが大好きな子供はそのようにお母さんが生きることを子供は望んでいないのです。
【質問4】
他人に迷惑をかけることが嫌です。そして、他人に迷惑をかける子にしたくないです。
【回答4】
「人に迷惑をかけてはいけない」というのは、昭和時代に育った私はよく言われた言葉でした。しかしそれを守っでも、「今日、私は誰にも迷惑をかけなかったぞ!!」という自信につながることはありませんでした。
それよりも、「私は今日も人に迷惑をかけてしまった」と自分を責めることを覚えたような気がします。いかがでしょうか。
【質問5】
子どものことが心配で心配で仕方がありません。
【回答5】
子どもの事が心配ということは、子どもを信じていないからでしょうか。子どもを信じていると、子どもはどんどん自分でチャレンジをし、イキイキと生きていきます。子どもを信じられないのは、お母さん自身が自分を信じていないからではないでしょうか。自分を信じることができれば、子どもも他人も世の中も信じるようになっていきます。自分を信じることから始めてみませんか。
人には個性があるので、子育てに正解はないのだと思いますが、
基本的なことになりましたが、回答させていただきました。
親は子の鏡
今日は、ドロシー・ロー・ノルトの名詩、「子は親の鏡」を、掲載したいと思います。
とても素敵な詩で大好きです。この詩は、子育てのヒントがギュッと詰まっています。是非、本もお勧めしたいと思います。
【子は親の鏡】
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨(うらや)んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉(ほ)めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世はいいところだと思えるようになる
ドロシー・ロー・ノルト著 『子どもが育つ魔法の言葉』
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自己実現メンタルコーチ
しんかいさんこと 新海智子