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変わり続けることがあっても、重ねた時間はかけがえのない宝物。『あんなにあんなに』

『あんなにあんなに』 作:ヨシタケシンスケ


ヨシタケさんは、『おしっこちょっぴりもれたろう」からの大ファンだ。

この絵本は、最近2人目の赤ちゃんができた親戚の女の子に贈らせていただいた。
赤ちゃんには、別の絵本。
なぜならこの本は、大人向けかなと感じたので。

「こっちの絵本は、さやちゃん(仮名)に」と言って渡した時、大人になって絵本を貰うとは思わなかったのだろう、「え、私?」と素っ頓狂な反応であった。

彼女は赤ちゃんの頃から知っている、付き合い濃いめの親戚だ。
大人になって素敵な男の子と結婚し、可愛い玉のような男の子の赤ちゃんが2人居る。

可愛すぎて、「みてね」アプリ(写真共有アプリ)がえらいことになっている。

とても幸せなのが見てとれるし、見ているほうも思わず微笑んでしまう。

これから先、色んなことがあるだろう。
大家族も少しずつ少しずつそのカタチを変えていくことだろう。
嬉しいことも楽しいことも悲しいことも、たくさんたくさんあることだろう。

そのすべての時間を、愛おしいと思って、暮らせるように、願いを込めて。


読んだかどうか、知らんけど、。

読み聞かせには向かないと思うので、いつかふと、自分のために手に取ってくれたらそれで良いなと思っている。

まだ、足りない 
と 思う頃に。

大人になってしまった私たちには、育てられた子どもの側として読んでみると、

泣けてきます。(汗)


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