
啓蟄(けいちつ)の色
3月5日は、二十四節気・啓蟄(けいちつ)です。
啓蟄とは。土の中で縮こまっていた虫(蟄)が穴を開いて
(啓いて)動き出す日のことです。
この時期は、一雨降るごとに気温があがっていき、春らしい日が増えてきます。
・虫だしの雷
春になると 「春雷(しゅんらい)」 と呼ばれる雷が発生することがあります。
これを「虫出しの雷」と呼び、冬ごもりの虫たちが、雷の音に驚いて這い出してくると考えていたことに由来します。
「春の訪れを知らせるもの」として昔の人は大切にしていました。
✿日本の伝統色の紹介
啓蟄の色
・淡藤色( あわふじいろ)

淡藤色(あわふじいろ)とは、うすく淡い青紫色のことです。
優しく女性らしい『藤色 ふじいろ』をさらに淡くした色です。
この色は、花や心の色としても、柔らかい印象を持っています。
出逢った花たちです。
・クリスマスローズ

クリスマスローズは、キンポウゲ科の宿根草で、学名をヘレボルスといいます。
古代ギリシャ時代には頭を良くする霊薬として哲学者などが好んで飲んでいたそうです。
花言葉は
「追憶」
・プリムラ

雨上がりに出逢ったプリムラです。
花言葉は
「信頼」
・フリルパンジー

こちらのフリルパンジーは、数年前に出逢った花です。
柔かい淡藤色の花が、春を連れて来てくれそうです。
花言葉は
「もの思い」
グレゴリオ暦 3月5日(水)
13の月の暦 銀河の月27日 KIN241 赤い共振の竜
旧暦 如月(二月)六日