夏至(げし)の色
6月21日は、二十四節気・夏至(げし)です。
夏至は、日本を含む北半球では、一年の中で最も昼の時間が長くなります。
『暦便覧』にも
「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」
とあります。
一方、南半球では逆に一年のなかで昼の時間が最も短くなります。
日本の伝統色
夏至の色
・萱草色(かんぞういろ)
萱草色とは、明るい黄みがかった橙色のことです。
萱草の花の色からついた名前です。
『源氏物語』では、袴(はかま)や単(ひとえ)などの色の色前として、
この萱草色が登場します。
萱草の花は、日が昇ると咲き始め、夕方には咲き終えてしまう一日花です。
萱草は、別名「忘れ草」といいます。
その事から、別離の悲しみを忘れさせる花として喪の色とされました。
出逢った花たちです。
野萱草(ノカンゾウ)
ノカンゾウは、食べられるそうです。
食べられる部分は、 新芽や葉、つぼみ、花
天ぷらや、茹でて酢味噌あえなどにすると良いそうです。
野萱草の花言葉は
「憂いを忘れる」
鮮やかな中紅色の百合の花です。
花言葉は
「あたたかさ」
ご近所のお花好きのお宅の「花菖蒲」です。
花言葉は
「優しい心」