Day144 私がなりたかったのは"わたし"だった
意味のわからないタイトルですが
その文章のとおりなのです。
今日心理カウンセリングを受けるご縁があり
2時間ほど話をした。
将来への不安、今の現状など話をする中で
わたしの子供のころの話になった。
私は父方の祖父母と父母、妹との6人家族。
亭主関白な祖父とそれを受け継ぐ父。
家のことは割と母がやっていた記憶。
その中で私の役割としては、
家族が円満に過ごせるように気を配ること。
常にみんなの顔色を伺っていた気がする。
そんな話をしていると、
"今のあなたはその幼少期からの経験から
恐らく常に顔色を伺いその場が円滑になるよう
振る舞う、そんな人格が中心にいる。"
とのことだった。
恐らく元々生まれ持った人格は別にいるが、
その顔色を伺う人格に慣れすぎて
元の人格がうまく出て来れない状況。
では元の人格とはなんなのか?
私の中で楽しかったとき、やりたい夢、
それはまた海外で働くこと。そう話した。
では海外にいた時はなぜ楽しかったのか?
どんな"わたし"だったのか、教えて?と
尋ねられた。
ワクワクすることが好きで、明るく、
顔色を伺うことなく自由に発言する
いきたい場所ややりたいことにすぐに挑戦する。
そんな私だった気がする、そう答えた。
子供の頃、
小学生までは割とはつらつな方で
中学生〜高校にかけて特に嫌われたくないと
顔色を伺うことが多くなった。
ではその中学生や高校時代に
あなたはどんな人になりたかったのだろう?
考えてみて?
そう尋ねられ話したところ、
海外にいた時の"わたし"そのものだった。
恐らく幼稚園〜小学生までは明るい人格、
そして中学生〜高校生と別の顔色を伺う人格、
大学〜海外時代は明るい人格
そして今また顔色を伺う人格に戻っている。
実は過去の私も、今の私もずっと
"わたし"になりたかったのだ。
海外にまた行きたいと思う理由の一つに
恐らくあなたの心の奥底で
海外に行くことでまた本来の自分に戻れる。
そう感じているからかもしれない。
とのことだった。
その瞬間なぜか涙が溢れ止まらなかった。
人生はあなたのもの。
もちろん海外に行くという選択肢も
元々のあなたならすぐに選択ができるはず。
だけど、その元々の人格を出せるような
環境に身を置くとか自分で訓練をしてみるのも
何かが変わるきっかけになるかも、
選択肢は一つではないよ。とのことだった。
ずっと探していた私の中の"わたし"に
少し気付けた今日だった。