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暮らしに余白を。

桜も終わり、ハナミズキと緑の美しい季節に。
今年は春が通り過ぎるのが早いけど、青い空と緑のコントラストが美しい。

3月を過ぎて4月に入ってまだ10日あまり。
4月に入ると急に仕事が減り、時間がゆっくりと流れるのは毎年のこと。
なのにここ最近、仕事量が少ないのにあちこちが痛むのはなんぞや・・・と思っていたけれど、ふと、「わたし疲れてるんだな」と思い至った本日のお昼。そして、なんか詰め込み過ぎなんだなと。

思えば、「やらなくてはいけないこと」と「こなすべき仕事」と「やりたいこと」で毎日はせわしく、頭がいっぱいなことが多いわたし。
その一方でいろんなことを丁寧にできなくて自己嫌悪になることもしばしば。そう、それを人は悪循環と呼ぶ。

「もっと引き算しよう」と思ったのです。
暮らしに余白を。

1年半ほど習っているいけばなは、「引き算の美学」と言われていて、たくさんのお花を足していくフラワーアレンジメントとは真逆の思想。
どこに余白を作り何をいちばんに見せたいのか。どうやってそれぞれのお花の良さを引き出すのか。その思考の過程は日々の生活にも通じるものがある。
なぜか「いけばな」にハマってしまったのは、無意識に思考の引き算を学びたかったのかもしれない。(個人的に色々と感じているいけばなの魅力についてはまた別の機会に)

これまで余白を作るためには人の倍速で早くたくさんやるべきことをこなしていかなくてはと思ってきたけど、「いや、そんなにやったら疲れて余白どころじゃないよね」というシンプルなことに気付いた。本当にするべきことは、「することを絞る」ということなのでは。

詰め込み式でどんどんこなして経験値を積むことが大切だった時期もあったけど、やり方を変えていく時期に入ってきたのかもとも思う。

春。入学とか入社とか、進級とか昇進とかと無縁になってしまったけど、新しいやり方を試すにはちょうどいい。大人になっても新しい方法にチャレンジすることは大切なこと。


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