共通テスト英語2024~題6問B【前半】関西弁で解き明かす。
こんにちは!
フリーでオンライン英語家庭教師をしている
だいき先生です!
今回の記事はは、2024年の共通テストの長文問題を、関西弁で翻訳することで、意味がわかりやすくなるのかという検証記事シリーズです。
個人的には関西弁ユーザーとして、ぜひ直感的に理解できるようになってほしいな、というところですね!
受験生にも読んでもらえるように、きちんと受験で必須の語彙、構文などはワンポイント解説を添えているので、ぜひ勉強にも活用してみてね!
第1パラグラフ
チリチキンに入っとる赤い唐辛子のかけらは、ええ感じの色付けになんねん
add a nice touch of + 名詞」は「良いアクセントを加える」
「pieces of + 名詞」は「~の欠片」
でもな、ちっちゃい欠片かじっただけでも口の中が火事みたいに燃えるみたいになんねん。
「make + 目的語 + 動詞」は「~を...させる」という使役動詞の基本形
「as if + 仮定法過去」で「まるで~であるかのように」
「bite into」は「かじる」という意味の句動詞。into で動作の方向性を示す
そんなん好きな奴もおるけど、痛いの嫌がる奴もおるわな。
「While」を使った譲歩・対比の構文
「some - others」は「ある人々 - 別の人々」という対比の定型表現
せやけどな、同じ人らが刺身わさび付きで食べれるっちゅうねん。
「At the same time」は「しかし、その一方で」という逆接の熟語表現
「though」をカンマで区切って挿入する用法は、話し言葉的な強調表現
これ聞いたら、辛さっちゅうんがホンマは何なんか、唐辛子とわさびの違いはどこから来てんのか気になってまうやろ?「At the same time」は「しかし、その一方で」という逆接の熟語表現
「lead one to + 動詞」は「人を~させる」という重要熟語表現
間接疑問文の「what」と「where」の使い分けと語順に注目
【パラグラフまとめ】
問題提起として、視覚的効果と痛みという対比、さらにわさびという異なる種類の辛さを例示することで、読者の興味を引き出す効果的な導入になっていますね。
第2パラグラフ
甘さや塩っけ、酸っぱさとは違うねん、辛さは味ちゃうねんで。
「Unlike + 名詞」は「~とは異なり」
ホンマのとこ、辛いもん食べても熱さとか辛さを味わってるわけちゃうねん。
「do not actually」で強い否定を表現する重要パターン
唐辛子とわさび食べた時のピリピリ感は、別々の化合物から来とんねん。
「be derived from」は「~に由来する」
「bite」が「辛みの刺激」という意味で使われる比喩的用法
唐辛子の辛さはな、カプサイシンちゅう重たい油みたいな成分から来てんねんけど。
「get + 名詞 + from」で「~を...から得る」という表現
唐辛子の辛さはな、カプサイシンちゅう重たい油みたいな成分から来てんねんけど。
leave + 目的語 + 形容詞」で「~を...の状態にする」という構文
分詞形容詞「lingering」(持続する)の活用
このTRPV1がストレス反応起こして、口の中が焼けてるって教えてくれんねん。
「induce」は「引き起こす」
おもろいことにな、唐辛子の種類によって辛さの幅がめっちゃあって、カプサイシンの量で決まんねん。
「depend on」は「~に依存する」という重要熟語
これはスコヴィル値っちゅうもので測るんやけど、SHUとも呼ばれとんねん。
関係代名詞「which」による追加情報の説明
SHUはな、甘くてマイルドなシシトウの50-200から、なんと220万まで行くキャロライナリーパーまであんねん。
「range from A to B」で「AからBまでの範囲」を示す表現
【パラグラフまとめ】
辛さの科学的な説明と測定方法について、専門的な用語を使いながらも分かりやすく解説している段落です。特にカプサイシンとTRPV1の関係、スコヴィル値による定量的な評価について詳しく説明していますね。
第3パラグラフ
わさびはな、唐辛子やなくて根っこの仲間やねん。カプサイシンも入ってへんねん。
「be considered + 名詞」は「~とみなされる」
「not A, but B」の否定・訂正の形を変形した表現方法
せやから、わさびはスコヴィル値では測られへんねん。
「Thus」で論理的な結論を導く接続詞の使い方
「on the ~ Scale」で「~尺度において」という表現
でもな、わさびの辛さを測ったら、スコヴィル値の低い方の1000くらいの唐辛子と同じくらいやねんて。
「compare A to B」で「AをBと比較する」という表現
関係代名詞whichによる補足説明の追加
わさびは食べれるのに唐辛子がアカン人がおる理由はな、わさびの辛み成分の密度が低いからなんや。
「The reason ... is that」で理由を説明する構文
「cannot tolerate」と「can eat」の対比表現
わさびの成分は簡単に気化して、食べた時に鼻をビシッと刺激すんねん。
分詞構文「delivering」による付帯状況の説明
「a blast of」という強い程度を表す表現
【パラグラフまとめ】
わさびと唐辛子の辛さの違いについて、科学的な観点から説明している段落ですね。特に、わさびが実は辛さの度合いとしては低いものの、成分の特性(気化のしやすさ)により異なる刺激を与えることを説明している感じです。
第4パラグラフ
唐辛子を食べるんは体にええ効果があんねんで。カプサイシンの良いとこについて、めっちゃ研究されてんねん。
「accelerate」(=speed up, boost)
「Another」で新しいトピックを導入する文章展開技法
研究者グループが、カプサイシンと体重に関する90の研究を分析してんけど、辛いもん食べると食欲減るってわかったんや。
「reduced」(=decreased, lowered)
これはな、辛いもんを食べると心拍数上がって、筋肉にエネルギーが送られて、脂肪がエネルギーに変わるからなんや。
三つの動詞句を並列させる構文パターン
「convert A into B」(=transform, change) という変化を表す表現
最近、ワイオミング大学の研究者らが、カプサイシンを主成分にした減量薬を作ったんやて。
「weight-loss」「減量の」(=slimming, diet) (⇔weight-gain)
複合形容詞(weight-loss, main)
唐辛子は食の安全性にも関係があって、それが健康的な生活につながるかもしれんって考えられとんねん。
関係代名詞whichを使った追加情報の付け方
「healthy」「健康的な」(=wholesome, nutritious)
食べ物を冷蔵庫の外に置いとくと、微生物が増えて、それを食べたら病気になるかもしれんねん。
「multiply」「増殖する」(=proliferate, reproduce)の科学的表現
条件節でのif/whenの使い分けのポイント
【パラグラフまとめ】
唐辛子の新たな二つの利点:代謝促進による減量効果と、食品保存における安全性について説明している段落。科学的な根拠と実用的な応用例をバランスよく提示していますね~。
おわりに
関西弁にすると、少しは読みやすくなったのではないでしょうか?それにしても、私が受験生だったころのセンター試験と比べると、読み応えが上がっているのは事実のようですね。少しでも受験生の目に届いて、お役立てできればうれしいです。
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