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#4余裕と少しのユーモアがあれば
#4余裕と少しのユーモアがあれば
2月にディズニーランドに行くことになったので、妻がまだ見たことの無い「パイレーツ・オブ・カリビアン」を2人で鑑賞した。
ご存知の方も多いとは思うが、2003年に公開されたカリブの海賊をテーマにした冒険ファンタジー活劇だ。
初めて見た時の事を、僕ははっきりとは覚えていないが、親がDVDを買っていたので何度も見た記憶がある。
そして何度観ても、観終わった後はがならずこう思う。
「俺にもジャック・スパロウみたいに余裕と、少しのユーモアがあればなぁ〜!!」
と。
おそらく同作を観たことがある方なら共感いただけるかと思う。
そう、主人公のジャック・スパロウはまさに、イカれていて、いつも余裕があって、そしてユーモアで持って難所を切り抜いていくのである。
対して僕はというと、自分で言うのはなんだが、割と真面目な方だ。イカれ切れる事はない。
NARUTO-ナルト-で言ったらロック・リーが好きなタイプの人間だ。
それでも、ロック・リーにはなれない。なりきれない。
昔働いてたイタ飯屋では「真面目系クズ」だと言われたこともある。
よく覚えてる。
言ってきた彼も、また、クズだった。
1年もたたず退職していった。
宮崎駿監督の「ルパン三世・カリオストロの城」が好きだった。
ルパン三世もまた、余裕があり、ユーモアの人だ。
女の子には優しく。
可愛い子にはポロッと口説き文句を言う。
心にはいつも憧れがある。
いつかなれるだろうか。
そんな男に。
飲みすぎた新年会の後。
そんな事を思う。
PS.本当はしっかりとした文章を考えようと思っていたが、これはこれで備忘録としていいかなと思い、この文章をここに残す。
僕と同じ、真面目になりきれず、かと言って諦めきれもしない、最低な人々に捧ぐ。