自己流、教案の作り方
日本語学校で一番大変なのは、教案作りではないかと思います。
特に始めて授業をするときは、どこまで、どんな風にと
いろいろ悩ましいことが出てきます。
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私が最初に入った日本語学校が
前日の先生の進捗状況によって自分の担当部分も変わる。
そう、多少前後するってことです。
これって、大変なんですよね。
そこで、考えたのが
テキスト1冊、全部教案を書く。
細かい教案でなく、接続とシチューション、どんなときに使うかを書く。
それと一番よく使う例文を書いておく。分かりやすい例文を書く。
前後しても、突然代講を頼まれても安心(*^-^*)
普段ではなかなか出来ないので、
この春休みや夏休みなどの長期休暇の際に作ってしまう。
テキスト1冊分を作るとメリットが大きい。
どこで、どんな文法を学ぶかが見えてくる。
そして、更に時間があったら、別のテキストも作る。
例えば、
『TRY!N2』〔71〕の「~つつある」は、
『学ぼう!にほんご(中級)』27課、『中級を学ぼう(中級前期)』5課、
『45日間で~N2文法』第2週3日目にも出てくる。
例文を見比べることもできる。
そして、『TRY!N2』では「つつ」の用法が3種類あることが分かる。
学生からの質問にも対応しやすくなる。
扱われているテキストが多い、または用法がいくつかあるということは、
試験に出やすいし、出しやすいとも言えますね。
何年も担当していてもよく回ってくる課と、この課久しぶりっていう課が
出てくる(例文が古いって💦)だから、1冊作っておくと安心。
授業はライブだから、楽しく学べればいいなぁと思っております(*^-^*)