2/5最近の鬱くん

「最近調子どう?」

と聞かれたら
「良い」「安定してる」

と答える。

でも正しくは、鬱の症状が強く出るようになったため薬と通院頻度が増えた結果、新しい薬が自分に合っていて調子が良い、というのが真実。

先月、起き上がれない日が続き5日間ほど仕事を休んだ。
いざ復帰!という前日に失神してぶっ倒れてるので、本当に大丈夫かと思ったがそれ以降安定している。

失神の経緯…休み中全然動かず人と会話もしなかったため、復帰する前に“電車に乗って買い物をして帰る”というリハビリをしたのだが、帰りに途中下車した駅のホームで失神。
幸いにもベンチが近くにあり、もたれかかるように倒れたため、怪我もなく駅の医務室で少し休ませていただいたあと自力で帰ることができた。
キッカケは多分脳貧血。電車内で気分が悪いなと思い始めてすぐ視界が砂嵐になり、それも見えなくなる中でパニック発作も併発した…気がする。もう意識が遠のいていて覚えていない。
最後の力を振り絞って次の駅についた瞬間、転がりこむようにホームに倒れたのだ。
気づいたら駅員さんが車椅子に乗せてくれていた。その場にいた方が呼んでくださったとのこと。
ありがたすぎます…!何度もお礼を言った

そんなこともあったりしたが、まぁ鬱とは多分関係ないであろう。

そもそも調子が悪くなった原因に“絶対これだ”と確信できるものがあるため、今回は話が早かった。
ちゃんと意味があって泣けてきたり、特定の嫌なことが反芻してずっと頭をぐるぐる回っていたり、明らかにノイローゼだった。私からすると鬱よりわかりやすくて楽。

そんなようなことを定期診察で話したら、常用薬が一種類増えてしまった。
今まで飲んでいてイマイチ効いてるのかわからなかった鬱の頓服薬の成分含有量が多いものを毎晩一粒。
先生も「ちょっと信じられないかもしれないけど」と前置きして、三週間試してみることになった。

結果が冒頭である。

最初の二日間は副作用でずっと気持ち悪さが続いていて、電車に乗っていられず途中で降りたこともあった。これが続くようであればちょっと合わないなと思ったが、三日目からはスッとなくなった。

・朝バチっと目が覚める
・午前中に起きられる
・そのまますぐに起き上がって活動できる
・休日でも家事や勉強や運動が当たり前にできる
・今のところ気分の落ち込みなし


すごい。

すごい!!!!!!!!!!!!

え?というか普通の人はこれが日常ってこと?と思わず考えてしまったけど、私は今“普通の人”になれている。嬉しい。嬉しい!!
過去記事にあるが、予定がない休日は午後14時くらいにやっと活動開始できる。だけど起きているのが精一杯。気づくと座ったままでも寝ている。自分の支度なんてする気力はない。なんとかその日やらねばならない家事だけ済ませる…というのが私の“普通”だった。

まず午前中に起きられることが大革命。
起きる準備をする時間を計算に入れなくて良い。
英語の勉強も進む、ジムに行ける、ランニングもできる。
なんというか…立ち上がること・動き出すことが軽々とできる。

=QOL爆上がり

頭の片隅で“これって躁状態では…?”と少し思ってしまうが、薬を飲み始めてちょうど10日、今のところずっとこの調子だ。
3週間飲んでみてどうか。
また“最近の鬱くん”で書いていこうと思う。

寒波がきていて調子を崩しやすい時期です。
皆さまご自愛ください。
無理せず休みながら乗り越えましょうね。

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