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本屋めぐり 年末年始
こんにちは。
私は趣味で本屋めぐりをしている竹本と申します。
今回は、年末年始に行った本屋さんをご紹介したいと思います。
①三鷹 UNITE
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去年の年末に、最後に行った本屋さんは、三鷹のUNITEという本屋さんです。
三鷹駅から歩くこと15分、UNITEはありました。
おしゃれな外観。
著者のサイン本が沢山置いてありました。
カフェも併設していました。
ちょっと気になっていた本、ジョン・ファンテ「塵に訊け」やアンソニー・ドーア「すべての見えない光」等が置いてあり、楽しく見させていただきました。
「塵に訊け」は「作家になるべくやってきた夢のカリフォルニア。社会の片隅に追いやられた人々の生きるロサンゼルスの裏町を舞台に、バンディーニの夢と焦り、そしてカミラとの恋が、ユーモアと痛みを交えつつ語られていく。」という内容。
「すべての見えない光」は「孤児院で幼い日を過ごし、ナチスドイツの技術兵となった少年。パリの博物館に勤める父のもとで育った、目の見えない少女。戦時下のフランス、サン・マロでの、二人の短い邂逅。そして彼らの運命を動かす伝説のダイヤモンド――。時代に翻弄される人々の苦闘を、彼らを包む自然の荘厳さとともに、温かな筆致で繊細に描く感動巨篇。」といった内容です。
帰り、隣のお菓子屋さんRose & Mでレモンケーキとマロンパイを買って、帰り道で食べました。
こちらも大変美味しかったです。
②分倍河原 マルジナリア書店
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新年最初の本屋めぐりは、分倍河原のマルジナリア書店です。
分倍河原駅徒歩0分!
まさに駅前にある本屋さんです。
店内には所々に椅子が置いてあって、ちょっと本を見るのに大変心地良い空間でした。
去年買って面白かった本「絶望読書」も置いてあり、嬉しくなりました。
「絶望読書」は、20才から13年間、難病の闘病生活を送った著者の頭木弘樹さんが、絶望している時の過ごし方や、絶望している時にこそ、本が寄り添ってくれる事で、心が楽になる事がある、というような事が書かれており、絶望している時に読むと良い本や映画の紹介もされていて、個人的には非常に共感する内容が盛りだくさんで、まさにこの本が今の私に寄り添ってくれたような感じでした。
ビルの3階にあるので、カフェスペースからは分倍河原の街が遠くまで見渡せます。
コーヒーと、「読書家のチーズケーキ」を美味しくいただきました。
持って来た本を読んだりしながら、くつろぎの時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。
③上野 ROUTE BOOKS
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新年二回目に行った本屋さんは、上野駅から徒歩10分のROUTE BOOKS。
向かいのビルにある工務店が経営している本屋兼カフェです。
ROUTE BOOKSも、向かいのビルも、植物が多かったり、古い木材を使ったりしているおしゃれな空間で、同じコンセプトで作られたのかなと思いました。
中に入ると、カフェスペースが人気で、お客さんが沢山。
本も、私の好きな吉田篤弘さんの本が一杯あったりと、楽しく見させていただきました。
吉田篤弘さんの小説は何冊か読みましたが、個人的には「電球交換士の憂鬱」「おやすみ、東京」「流星シネマ」あたりがお勧めです。
文章が非常に読みやすく、物語も若干不思議な要素もありつつ、流れるように展開していく小説です。
帰り、上野の街を散策して服屋さんを見て帰ったのですが、アルバイトの身である今の私にはお高い物が多く、やはりおしゃれなものは高いのだな・・と少し落ち込んで帰路につきました(泣)。
④阪東橋 本屋象の旅
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新年三回目に行った本屋さんは、横浜の阪東橋駅徒歩7分の本屋象の旅。
阪東橋は初めて降りたのですが、横浜橋商店街が駅前にあり、そこを通って本屋象の旅へ。
横浜橋商店街は、味のある商店街で、色々なお店がある中、中国系、韓国系、ベトナム系等のお店も多く、移民の方達も多く住んでいるのかなあと思ったりしました。
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そして本屋象の旅に到着。
本屋に入ると、店主の方が「こんにちは」と挨拶をしてくれ、静かで心地良い雰囲気の中、本を見させていただきました。
個人的には、哲学者の中島義道さんの本「孤独について 生きるのが困難な人々へ」や、山本周五郎「季節のない街」が気になりました。
「孤独について」は「戦う哲学者が、誰一人からも理解されない偏った少年時代、混迷極まる青年時代を振り返り、助手時代の教授による壮絶なイジメ地獄までを実録する。」といった内容。
「季節のない街」は「誰もがその日の暮らしに追われる貧しい街で、弱さや狡さを隠せずに生きる個性豊かな住人たちの悲喜を紡いだ「人生派・山本周五郎」の不朽の名作。」といった内容。
満喫して本屋を出ると、夕方になっていました。
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⑤白山 plateaubooks
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今日行った本屋さんが、都営三田線白山駅徒歩5分のplateaubooksです。
白山にも初めて降りたのですが、通りのお店を見ながらplateaubooksへ。
ビルの2階にあります。
店内に入ると、広いカフェスペースに大きな古い木材を使ったおしゃれなテーブルがあり、奥に本屋スペースが。
個人的には山下賢二「ガケ書房の頃」が気になりました。
著者が京都でガケ書房という本屋さんを作り、運営している様子をつづった本です。
他の独立系書店でも結構見るのですが、毎回気になって見てしまいます。
そしてカフェでエンガディナというケーキクッキーのようなお菓子と、漢茶をいただきながら(大変美味しかった)、持って来た本を読み、心地良い時間を満喫させていただきました。
ありがとうございました。
最後に、お詫びと言っては何ですが、以前の記事にも書いたのですが、私は読書が好きで、本屋めぐりをしているのですが、私が今アルバイトの身でお金がなく、新刊を買う事がほとんどありません。
ものすごく気になった本だったり、この本に呼ばれている気がする、今後も読み返す気がする、と言った、相当気に入った本しか買う事がありません。
それ以外の本は、図書館で借りています。
と言っても、図書館で借りている本もとても面白いのですが、何が言いたいかと言うと、本屋さんめぐりを趣味にしているのに、そのお店で買う事がほとんどない事に関して、毎回申し訳ない気持ちになってしまうのです。
もし、この記事をお読みになった本屋さんの方がいらっしゃいましたら、何卒、そういう事情だという事でご理解いただけますと嬉しいです。
でもものすごく気に入った本だったら買います!
念のため!
では、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!