見出し画像

人格と能力は分ける

アスリートなどで不倫する人がいる。
《実るほど頭を垂れる稲穂かな》

↑この言葉は間違っている

実ってもこうべを垂れない稲穂はある。

ジャーボンテイ・デービスというプロボクサーがいる。

WBA世界ライト級レギュラー王者。元WBAスーパーIBF世界スーパーフェザー級王者。元WBA世界スーパーライト級レギュラー王者。世界3階級制覇王者。史上3人目の3階級同時王者。ガーボンタ・デービスとも表記される。自身のプロモーションであるGTDプロモーションズを主宰している。

出典/Wikipedia

ざっと言うと、世界プロボクシング界で29戦29勝という大記録を打ち立てているのだ。(そしてそのうち27戦はKO勝利)

しかし同時にこのデービス。問題児でも有名だ。

2017年8月3日、デービスに頭を殴られたとして幼なじみの男性がデービスをボルチモアの裁判所に提訴した。男性の主張によると、8月1日にデービスがトレーニングをするボクシングジムで起きた喧嘩を見ていたところ、ボクシンググローブを付けたデービスに不意に頭を強く殴られ、意識を失って病院に搬送されたというもので、その一部始終はジムの防犯カメラに残されているという。デービスは身柄を拘束されるも保釈金を支払って釈放されたが、第一級及び第二級暴行罪の容疑がかけられた。


2018年9月14日、ワシントンD.C.の酒場の外で午前2時30分頃に殴り合いの喧嘩をして現場から逃げ去るも治安紊乱行為の容疑で逮捕された。

2019年2月17日にバージニア州のショッピングモールのATMコーナーで男性と口論になり、駆けつけた警察官に対して反抗的な態度で小競り合いをしたとして、2月27日になって軽暴行罪容疑で逮捕状が出された。

2020年2月1日、バスケットボールのチャリティマッチの試合会場で観客席に座っていた元交際相手の胸ぐらをつかんで強引に会場の外へ体をつかんだまま連れ出した。暴行容疑で逮捕。

2021年3月22日、前年11月5日にひき逃げ事件を起こした容疑で起訴された。
赤信号を無視して他の車に激突し、その車に乗車していた妊娠中の女性を含む4人が病院に運ばれたという大惨事。仲間の車で現場から逃走したとされており、事故現場に留まらなかった容疑、事故に巻き込まれた負傷者に適切な処置をしなかった容疑、警察に通報しなかった容疑、無免許で高速道路を運転した容疑、赤信号無視容疑など、最大で7年の懲役刑が下される可能性がある14件の容疑で起訴された。被害者の女性は事故で膝に重症を負い理学療法を受けたが障害が残り子供と遊んだりまともに働けなくなったとして、デービスとの和解を拒否。人身事故現場からの逃走、物損事故の通知義務違反、無免許運転、赤信号無視の4件の有罪を認め、後日に判決が出されることになった。
デービスは謝罪を拒否した。その後自宅で90日間の自宅軟禁の刑に服することになっていたが、デービスはそれを無視して許可なく高級ホテルや購入した新居に勝手に移ったた。

2023年2月、マンハッタンの駐車場の係員から2022年3月8日にデービスのキャデラック・エスカレードを出庫する際に、デービスに罵倒され、いきなり殴られたとして訴訟を起こされた。

2023年3月8日、ニューヨークマンハッタンで行われたライアン・ガルシアとの試合記者会見を2時間近く遅刻し、長時間待たされたガルシアから「プロフェッショナルではない」と批判された。

出典/wikipedia

↑日本の芸能人とかなら即クビだろうが・・・さすがは自由の国アメリカである。

優れた成績を打ち立てた者でも、人格者とは限らない。
ビートたけしもフライデーに殴り込んだ過去があるし、作る映画は暴力的だ。 
不倫をする大御所芸人の例も枚挙にいとまがない。
が、特にお咎め無しだ。
最近だと円楽さんもそうだな。

大谷翔平や井上尚弥は人格者として賞賛されているが

たまたま人格と能力が良かった

というだけだ。
ちなみに井上尚弥の弟は不倫している。しかし弟もチャンピオンだ。遺伝子がいいのか、ボクシングだけは真面目なのかは分からないが。

違うパターンもある。
能力は無いが人格者というパターンだ。
フィクションだが、ドラえもんに出てくる野比のび太がそうだろう。まああやとりと速撃ちの能力はあるが。 

最悪なのは能力、人格共に悪いことだろう。


いいなと思ったら応援しよう!