脊柱管狭窄症の痛みが突然消えてその後ヘルニアの痛みも消えた話
以前書いた話がコレ
この話、ざっと端折って書いてたなと今読み返して思う。本当はそんなに簡単なモノではなかった。
この病気に悩まされた方なら痛みの辛さがとんでもないものだとわかると思います。
神経が圧迫される痛みって、四六時中歯が痛い状態を身体中で感じてるのと同じで、当時飲んでいた薬、赤いリリカを1日何錠飲んでいたんだろう?6錠だったか?もう忘れたけど。
普通は3錠でフラフラになるとか言われたけど私は6錠でも何でもなかった。痛みも取れない。
病院でめちゃ痛い造影剤投与等の検査を受けてウチではダメなのでと紹介状貰って別の病院へ。
そこで2週間の検査入院したけど、もうありとあらゆる検査をして最悪の手術するしかないという結果に。
その時受けた説明では、背中にボルト6本入れる手術になるとか。
考えただけでぞっとするよね。
でも、それを受け入れるくらいに毎日痛くて、その痛みから解放されるなら何でもするわ、と思った。
その入院中に義母が突然亡くなった。
真冬の入浴中、ヒートショックによる死亡でこの年は新聞の見出しになる程多かった。
痛みを堪えて葬儀に。
この時は腰が90度に曲がったまま歩けなかった。
私の姿を見る人たちは、いったい何が起こっているのかと思ったに違いない。
そこから手術の順番待ち。
ずっとね、痛いんですよ。歩けるのは3分。ほんと、3分で痛くてしゃがみ込んでしまう。ウルトラマンか?と笑って話してた私。
その間も仕事もしてたし家事もしてたし、よくやってたなとほんと思う。
偉いぞ私!と自分でよく褒めて褒めて癒してた。
こんなのをやりながら痛みと付き合って順番が来たので入院して下さいとの電話。その後のことが前に書いた話です。
なのに手術しなくてよくなっているのは何が起こったの?
いまだに謎だしね。不思議な事が起こったとしか考えられなかった。
神様?仏様?奇跡?
似たような経験された方、いらっしゃいますか?
その後何年かして、眠れなくなるような痛みが出て、しばらくは耐えていたのだけど、毎晩寝転ぶと痛いので眠れない。
神戸のある病院を受診したら腰椎椎間板ヘルニアの診断を受け、投薬治療で様子を見ましょうと。
またリリカです。
今回はジェネリックのリリカ、プレガバリン。
また痛みとの戦いが始まるのか。
脊柱管狭窄症のときよりは痛みはマシで、起きてる時は痛みはなくて寝転んだら痛いという、私を眠らせないようにしたいのかと言いたくなる。
なので座ったまま眠ったりしていた。
これはこれで身体の他の部分に負担がかかり体調は悪くなる。
そんなのと2年くらい付き合ったかな、その間も仕事も家事もしてたし、娘も嫁に行きました。
不思議な事が起こったのは病院の予約の日、車で病院まであと僅かのところで、何故か私、赤信号で止まってたのにブレーキから足を外し前の車に減り込んで行ったの。
まじ、なんで???
メリメリメリって音が聞こえて、ボンネットがへしゃげていく音が。。。
普通では理解できない。
何でブレーキから足外すの?
何で踏み直さないの?
頭の中では色んな事考えてるのに身体が動かない。足も動かない。
結局、事故です。
相手の車の方が、私がパニックになっていると思って警察に連絡して、私には保険会社に電話するよう指示して下さって、おまけに、今から行くはずの病院にも電話したほうが?と助言。
何が何だかほんとうにバタバタと事故処理を終えて、レッカー車に引っ張られていつもお世話になる車屋さんまで帰ってきました。
夫には、車壊してごめんなさいと謝り、保険屋さんとの話し合いも進めながら、しばらく落ち着かない日々でしたが、気付いたんですよね、痛みが消えてるのを。
全く痛みがないんです。
なんで???
だって、痛み止めの薬を貰うために病院に行ったのに、事故で行けなくて薬も貰えなくて飲んでなくて、なのに痛みがない。
不思議だけど本当の話。
きっとね、今、痛みと闘っている方なら、なんで?どうしたら?と尋ねたいでしょう?私も今もその謎を知りたい。
それ以来、全く神経の痛みは出ていなくて、でも普通の腰痛や膝痛はあるのだけどね。これはウォーキングやストレッチ、半身浴や鍼治療や日々のケアで今では海外旅行に行けるまでになってきた。
歩けない日々から海外旅行なんてね、ほんと想像していなかったよ。