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24.2.8景気ウォッチャー調査 見通し良し 脱デフレの経済成長に期待

景気ウォッチャー調査 先行き上振れ50超え

 1月景気ウォッチャー調査の先行きが50超えに上振れました。
 特に小売・飲食関連に加えて非製造業が好調です。インバウンド効果が牽引しています。

小売・飲食関連に加えて非製造業が好調

 賃上げ期待を背景に個人消費が堅調ですが、物価高に伴う節約志向もあります。冬物は暖冬により売り上げが伸び悩み、サービス関連は人手不足に直面、特に2024年問題に伴う建設・運送業界の人手不足は深刻です。
 製造業は電子部品が伸び悩み、半導体は底入れ期待、公共事業は受注増で来季も期待できます。能登半島地震の復興支援が特需になる見込みです。

景気ウォッチャー調査
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2024/0208watcher/watcher1.pdf

日経平均株価 増益(EPS) 2300円台

 2/8、日経平均株価のEPSは2300台へ到達しました。残り半分の企業決算も期待できる見込み、株主還元も追い風に上昇トレンドになればと決算チェックしていきます。

日経平均株価 20%増益(=EPS)
決算 残り半分 分岐点

円安の加速 149円台 為替介入に警戒

 米景気の堅調さと日米の中銀が金利を据え置いた事で円安が進行しています。

円安加速、2/13米CPIに注目

 2/13米CPIが節目、インフレ再燃となれば利下げが後退し、円安を再加速させます。サプライズの円高シフトに備えて注視です。

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