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24.9.11メジャーSQ 魔の水曜日 円高受けて下落 米CPI横ばいで米株安⁈

魔の水曜日 下落 日銀関係者の発言に円高加速

 本日(9/11)、円高の加速に伴い、過熱感のある日本株は下落しました。一時的には140円/ドル台まで進行、後場には142円/ドル台へ戻りました。今後、9/12ECB利下げが確実視されつつあり、さらなる円高⇨日本株の下落が懸念されます。

9月下落トレンドに注視
各国中銀の利下げに伴う円高進行に警戒
9/12ECB、9/18米FOMC

米CPI インフレ抑制より景気減速を警戒

 本日(9/11)公表された米CPIのインフレ横ばいを受けて、9/18米FOMCは0.5%⇨0.25%へ利下げ幅が縮小の見通し、米株安が危惧されます。

インフレ横ばい⇨米FOMC 0.25%の見通し高まる

日本株 AI/DX/食品/インバウンド 上振れ期待

 日本は外需企業の業績悪化がフォーカスされ、通期予想の下振れを懸念させています。一方で、内需企業は円高を受けて上振れ期待を高めています。特に食品業界は輸入原料のコストダウン、製造された加工食品は値上げ販売の相乗効果で利益率を高めています。
 インバウンド関連企業も富裕層の購買意欲は高く、円高の耐性が強いです。AI/DXは未来社会のインフラにつき、長期テーマとして一時的な調整後は株高を見込んでいます。
 一般的に大幅な調整後はグロース株が先駆けて上昇、その後、大型株が期待先行後の調整に時間を要し、後追いで上昇する傾向にあります。今回もグロース市場の方がプライム市場より立ち直り(底入れ)が早いです。利益率の向上&先行投資に積極的なグロース株は有望株です。

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