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ゲシュタルト療法のワークを受けたら、不眠が改善しました^^
私は夜、眠れません。
いつから眠れなくなったのか覚えていませんが、20代の頃はお酒の力で眠っていました。30代の頃には睡眠薬を飲んでいました。
40代になり身体のことを考えて、お酒はほどほどにして睡眠薬はやめました。
私は夜、電気を消して布団で寝ようとすると怖くなります。
なので電気は付けたままでソファで寝落ちするのを待つのが当たり前になっていました。
それを眠れていない状態と認識できたのは、ほんの1年前くらいです。
認識するまでは『そういうもの』と思っていたので、私は眠れてないとも思ってなく困ってもいませんでした。
ですが、眠れていないと気づくと悩みになりました。
なんとか改善したいと思って色々とやってみるのですが対処療法では寝ようとすると結局は怖くなるので改善されません。
その怖さを感じることを身体が拒否しているので、少しづつ自分の存在を感じる練習をして準備が整うのを待つしかありませんでした。
私は機能不全家庭に育っています。
一口に毒親育ちと言っても、その環境は千差万別で体験もそれぞれが固有の体験をしています。
私の場合は肉体的にも精神的にも常に両親の支配下にあり恐怖と孤独の中にいました。
その恐怖から私は幼少期の具体的な出来事を何1つ覚えていませんでした。
ゲシュタルト療法のワークの中で色々なことを思い出した時には、驚いたと同時にその恐怖の実感に圧倒されました。
そのような背景から、私には自分が存在することへの恐怖が大きくあります。
私は自分の存在を感じる練習として、日常生活の中で自分が心地よいと思う体験をたくさんしました。
それは特別なことではなく、空腹でご飯を食べるとか、肌触りの良い服を着るとか、海風を感じながら波音に耳を澄ませるとか、緑の匂いを感じながら公園を散歩するとか。
自分の五感を使って心地よさを身体で体験することです。
できない日があっても自分を責めずに「今日はしなかった」と思うだけにしました。
そうやって、少しづつ準備を整えていきました。
最近ある出来事から、私は身の毛が逆立つような血が逆流するような衝撃を受けました。
それを感じた時、手は震えて頭の中は真っ白になり何が起きたのかわかりませんでしたが感覚はとても鮮明にありました。
その体験を先日『ゲシュタルト療法実践ワークショップ★トヨ子さんSV』に参加した際にワークのテーマにしました。
再度その感覚を身体に感じ、十分に味わいました。
怖くて悲しくて寂しい感覚です。
自分の感情に向き合う時にワークショップではたくさんの方が見守ってくれているので勇気になります。
その体験で私が何を再体験したのかをワークで紐解いていきます。
ファシリテーターと共に私に何が起きたのかを見ていきます。
身体に起こる感覚の変化を追いながら、少しづつ言葉にしていきます。
すると自分では思いも寄らない場面が浮上します。
幼い私が母に抱きつこうと駆け寄る。
私は抱き締めてもらえるものと確信している。
近づいてきた私に母は冷たい目を向ける。
その瞬間、身の毛が逆立ち血が逆流する。
よくある出来事だと思います。
「母の冷たい目を見た瞬間に身の毛が逆立ち血が逆流する」これが私固有の体験です。
ゲシュタルト療法ではストーリーを省き、身体の感覚を大事にします。
その感覚と共に居ることで変化が生まれます。
そのワーク後から私は眠れるようになりました。
電気を消して布団で仰向けで寝ています。
寝ようとすると湧いてくる恐怖が皆無になった訳ではありません。
怖いなと思ってもそれに振り回されることなく、眠いから寝るを選ぶことができるようになりました。
あるものをなくさなくても、あったままでも選べるようになります。
どんな自分も切り離すことなく存在させることができます。
私の何がどうなったかを詳しく知りたい方は、ワークショップを開催していますので私に会いに来てください。
ここには書いていない「母の冷たい目を見た瞬間に身の毛が逆立ち血が逆流する」その意味もお話しできると思います。
ゲシュタルト療法 体験ワークショップ
日時:2024年7月21日(日) 13:00〜16:30
場所:東京都町田市内
参加費:1000円
お申し込みは下記フォームからお願いします。
https://forms.gle/oX6J3GivNUb5XAid9