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2024年8月31日 最近の読書とスタバ



読書のこと

今日で8月も終わりですね。
全然読書が捗らない夏終了!明日からは、読書の秋到来です。
そんな最近の読書について。

読了本

  • 『扉の向う側』 ヤマザキマリ
    以前読んだ『国境のない生き方』が良かったので、こちらのエッセイも読んでみました。
    ヤマザキマリさんがこれまでの人生で出会った人々とのエピソードを紹介するエッセイで、ご本人自体がなかなか波瀾万丈な人生を歩まれていることもあり、出会う人も国籍・性別・年齢など多種多様で面白かったです。
    この本では時系列という概念は採用されていないので、エピソードによって、子どもが高校生だったり産まれたばかりだったり、夫がいたりシングルマザーだったりします。
    ヤマザキさんの経歴をWikipediaで確認してから読むのがオススメです。

  • 『名探偵じゃなくても』 小西マサテル
    このミス大賞『名探偵のままでいて』続編でしたが、前作よりも面白かったです。
    特に第三話では、第一話からの伏線が回収され、構成も良かったし、内容も感動的でした。
    第四話以降は、やや内容がウエット過ぎる感じだったので、好き嫌いは分かれると思います。
    楓は四季と岩田のどちらを好きなのか?結論が出ていないので、間違いなくさらなる続編はあるのかなと思いますが、肝心のおじいちゃんがどうなるか心配です。
    前作から感じていた事ですが、全体的にトリックやミスリーディングに凝り過ぎて読者が置いていかれる場面は多かったかもしれません。

  • 『オーダーメイド殺人クラブ』 辻村深月
    大人になって振り返ってみれば、小さな事で悩んでいたし、どうでも良いような事が当時はめちゃくちゃ大切だったりした中学生の頃。
    どういうタイプの妄想を抱くか、実行に移したかどうかは別として、誰しもこの物語の主人公たちのような思いはしたことがあるのではないでしょうか。
    この本を読んだ読者の誰もが思い浮かべる言葉であろう『厨二病』。読み進めていくうちに、彼ら2人を厨二病という一言でくくるのはちょっと違うような気がしてきちゃいました。
    辻村深月さんが、中学生だった事のある全ての人に届けようとした気持ちが乗った一冊でした。

  • 『つまらない住宅地のすべての家』 津村記久子
    これは好みの問題もあると思いますが、面白かったかどうかで言ってしまうと、私はあまり面白くなかったかも…。
    ストーリー展開を重視してエンターテイメント性を高めるか、文章力で圧倒するか、どちらかに振り切って欲しかったなと思いました。
    構成次第と文章力次第で、どちらにもブラッシュアップ可能なお話なので、もったいないなと思ってしまいました。そういった意味で、中途半端な仕上がりになっているかな。
    登場人物への感情移入をさせず、物語が淡々と進んでいくのはこの作者さんの特徴で、それはこの本でも貫かれていて良いと思いました。

  • 『互換性の王子』 雫井脩介
    全体的に"池井戸潤"色の強いビジネス小説でした。
    面白かったですが、綺麗に終わり過ぎというか、ヒール役がはっきりし過ぎかなと思いました。
    序盤の監禁事件パートがとても面白くて、その後何があるんだろう?と期待感からの、普通のビジネス小説展開なのか〜、という残念感もあったかもしれません。
    あと、メインの視点人物が主人公の成功(なりとし)と早恵里の2人だったのがイマイチだったかなと思います。
    早恵里は読者にとってもっと謎の人物として描かれていた方が面白かったんじゃないでしょうか。
    表紙のコアラ、謎過ぎるけど可愛いです。

読んでいる本

  • 【再読】『白鳥とコウモリ』 東野圭吾 (45%)
    この後の展開がどうなるか、全く思い出せなくてモヤモヤしながら読んでいます。
    テーマは、被害者遺族や加害者家族の救済とか、そんな感じだったと思うのですが…。

  • 『ラジオと戦争』 大森淳郎 (30%)
    8月の個人的課題図書。
    8月終わっちゃいますが、頑張って読み進めます。

  • 『Z世代のアメリカ』 三牧聖子 (30%)
    『Z世代のアメリカ』じゃなくて、『アメリカのZ世代』じゃない?と思いつつ読み始めました。
    アメリカの政治の現状について語られている本です。

  • 『プラータナー』 ウティット・ヘーマムーン (20%)
    世界中の文学に挑戦するというテーマで選書した、タイの小説です。
    まだ序盤ですが、いまのところ何言ってるのか意味不明です。

  • 『あの夏が教えてくれた』 アレン・エスケンス (10%)
    1970年代のアメリカを舞台にした青春小説で、人種差別などもテーマになっているみたいです。

  • 『関数電卓がすごい』 芝村裕史 (15%)
    前置きが長くて、全然電卓の使い方が出てきません。

  • 『パンとペンの事件簿』 柳広司 Audibleにて読書中
    時代は戦前。ひょんなことから社会主義組織に出入りすることになった青年を主人公にした連作短編集です。結構面白いです。

スタバのこと

焼き芋香ばしカラメルフラペチーノ 9/2から先行発売

リワード会員限定で9/2から先行発売される、秋の新商品、
焼き芋香ばしカラメルフラペチーノ。

去年はなんだっけ?と思って調べてみましたら、
2023年 おさつバターフラペチーノ
2022年 焼き芋ブリュレフラペチーノ
でした。
一昨年の焼き芋ブリュレに近い商品なのかな?
楽しみです。

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