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【入社エントリ】人生は不思議。自分で選んだ道は自分で正解にする。

こんにちは!橋本です。
読む専門だったnote、初めて書いてみることにチャレンジしています。

2024年6月からB4Aで業務委託の仕事をし始め、7月に正式に入社する形になりました!
「40歳にして初めての転職」という契機に合わせて、入社エントリとしてログを残したいと思います。

株式会社B4A(ビーフォーエー)にて、事業推進グループ マネージャー 兼 CS(カスタマーサクセス)マネージャーとしてお仕事をさせていただく形となりました。
事業の急速な拡大に向けて基盤を整えたり、新たな事業の柱を模索していきながら、同時に、今現在ご導入をいただいている大事なクライアント様をきちんとフォローできるよう、更にクオリティを上げていけるよう努めていく役割となります!


■B4Aへのジョインの前に

新卒で株式会社リクルートに入社をして17年。一心不乱に突き詰めてきました。リクルートを卒業するという話をしたときには「一生いるのかと思ってた」と言われるぐらいに、今時珍しく愛社精神に溢れたTHEリクルートマンだったと思います笑

営業、カスタマーサクセス等のクライアントワークを12年間、各エリアの営業マネージャーもやらせていただき、直近5年は人事部にて採用マネージャーとしてもお仕事をさせていただきました。

そして、ちょっと自慢すると、
営業マネージャーとしては月間の組織賞4回、Qの組織賞3回、
採用マネージャーとしては年間1000名超の中途採用、部内表彰2回と類稀なる実績を出してきました。
(ごめんなさい、もっとすごい人いっぱいいると思います。僕は元リクルートMVPという世の中に溢れ返る量産型の一人です笑)

嬉しいことに20代からマネージャー登用という機会をいただき、営業も人事もいい感じで順風満帆なキャリアを積んでる。
色々な打診もある中、望めばもっと上にも上がれるかもしれない。

というところから40歳にして初めての転職です。

■なんで転職?

リクルートに入ったときから「30歳で辞めて独立する!」なんてことを言ってましたが、辞める辞める詐欺でズルズルと10年。

そろそろ卒業しようかなというタイミングで、その度に新しい機会をいただいて、「これは卒業せずにチャレンジしたい!」と思わせてもらい、
辞めることなく楽しんで仕事に没頭してきました。
僕自身の心の内がバレてるんじゃないかぐらい、上手にマネジメントされました笑

とは言え、心の片隅ではずっと居続けることは考えておらず、
管理職10年、営業マネージャー5年、採用マネージャー5年、40歳、達成したかったミッションも完遂し、色々な節目の年になるこのタイミングで絶対に卒業すると決めていました。
(ここで卒業しなかったら次は還暦やな、と笑)

なので、次にやりたいことがあるというより、辞めることを先に決めていたという形です。

次にやることはなんだろう?
自分の中でいっぱいやりたいことがあり、第二の人生プランにワクワクを募らせていました。

■どうしてB4Aに?

代表とは学生時代からの友人で、社会人になってから会うことはほぼなくなっていましたが、
彼が活躍していることはSNSを通じて知っていました。
辞めることだけ心に決めていたときに、たわいもないSNSの投稿のやり取りから2024年1月に17年ぶり(!)に飲みに行くことに。
代表の植松と初めて出会った日は、僕が当時大好きだったモデルのSHIHOさんの握手会に行った日だったことや、若かりし植松がカラオケでQUEENを熱唱していたことなど、思い出すことのなかったことを笑いながら昔話に花を咲かせました。

その時点の僕は、まだ直属の上司にしか辞めることを伝えていなかったので、僕も植松も会う目的は転職やリクルーター活動ではなかった(少なくとも僕は)と思いますが、

「まだリクルートいるの?」
「いるけど、6月末で辞めようと思ってるんだよね。」
「そうなの?今までリクルートでは何やってきたんだっけ?」
「営業とか採用とか・・・・」
「え?ウチどう??はっしーならはまる気がするんだよね」
「え?いきなり?てか、具体的にどんな事業やってるんだっけ?」

というやり取りから、17年ぶりの出会いはわずか2時間で埋まり、会社見学の日取りが決まっていました笑

B4Aが拡大期でありクライアントワークや採用ができる人を求めていたことから、代表の中では気持ち良くピースがはまったのかもしれませんし、このお声がけに対して、僕の中でも「優秀だった彼と働けるなら嬉しいな」と素直に感じていたことは事実です。

■葛藤

この日で気持ちが完全に固まったわけではなく、
新卒から17年もの間、1つの会社で働き、初めての転職です。
育ち盛りの息子も二人おります。
そして家族は金沢におり、東京⇔金沢の単身赴任をしている身です。
これからの人生はじっくり考えていこうとしている中での急なお誘いです。
この時の僕に、検討していた選択肢はいくつかありました。

・自分の家族がお世話になる金沢に関わる仕事がしたい。地方創生関連等。
・営業関連の道に戻る。商売がしたい。事業企画に近いところでやりたい。
・人事関連のスペシャリストになっていく。CHROの道など。
・起業、個人事業主。(既に会社の名前まで決めていました笑)

ただ、9月末まではゆっくりするつもりだったので、構想だけで活動はまだ何もしていない状態。
この植松からのお誘いの話だけで決めてしまって本当に良いのか?
世の中に無数に仕事や会社があるのに、何も活動しないままこの話を受けてしまってよいのか?

そんな中、3月上旬に前職の社内でも4月以降の組閣や人事がオープンになる頃、社外にも話は伝わり、嬉しいことに「次決まってるの?辞めるんだったらウチはどう?」という話を複数いただくことになります。

最後まで悩んだのは、とある上場企業の人事責任者。

色々なことを悩んではテキストに起こし、
面談前後で気持ちや考えに変化があったかを言語化していきました。

裏ではもっとたくさんのメモがあるのですが、要約するとこんな感じです。
※橋本の所感が中心ですので捉え方は様々です。
※他社は社名が出せないので、具体的なワードは伏せています。

それらしく悩んでまとめてみた表

結論、表にしたところで、結局どちらも魅力的すぎて決められませんでした笑
1gと1mはどっちが大きい?と聞かれているようで、単位が違うから答えが出せないよね、という感じです。

■答えに近づく手前

頭で考えても答えが出なかったので、
入社前に多くの社員と話をさせていただき、たぶん3時間程の時間をかけて、B4Aのオフィスで面談祭りをさせてもらいました笑

このB4Aでの3時間、代わる代わる色々な人と話をさせていただくも、
皆さんが優秀で色々な観点から話を共有いただき、時間が長いと何も思うことなくあっという間に終わりました。

バイブス合っちゃった的な(合わせてもらった?)形だったのかもしれません。代表だけではなく、この人たちと働きたいと率直に感じられた日でした。

ここまで来たら、もうB4Aに飛び込んじゃえよというところかもしれませんが、それでもまだ僕はカッコ悪く悩みます。

僕が悩んだのはマーケットとその社会的意義と影響度でした。

B4Aは、いわゆるバーティカルSaaSというモデルで、クライアント様は自由診療クリニックに限られています。

僕が悩んだ点は以下の2つです。

①もっと改善におけるインパクトや影響度が大きく、社会の「不(不自由・不満・不服など)」を解決できるような、社会的意義を深く感じられる仕事を選んだ方が、自身の強いエネルギーを出せるのではないか?

②バーティカルという特殊な環境において、自分自身の成長やキャリアの幅は広がるのか?むしろキャリアや可能性を狭めてしまうことにならないのか?

■最終的な僕の答え

①もっと改善におけるインパクトや影響度が大きく、社会の「不(不自由・不満・不服など)」を解決できるような、社会的意義を深く感じられる仕事を選んだ方が、強いエネルギーを出せるのではないか?

そもそもB4Aが対峙する自由診療の世界とは。
自由診療とは、治療として、国の承認を受けるための全段階を満たしておらず、有効性などが公的に確認されていないので『保険診療』として扱われないものです。
保険診療と厚生労働省が承認していない治療や薬を併用すると、公的医療保険による医療費負担は適用されず、治療費が全額自己負担となります。
※一部の先進医療等で保険との併用が認められているケースはあります。
https://saiseiiryo.jp/keywords/detail/post_10.html

診療において「保険が効かないからなあ」なんて言葉を耳にすることも多いと思います。
保険が効かないから高い、保険が効かないから信用ならない・リスクがある、というマイナスの側面を感じている人も多いと思います。
僕もその一人であり、わざわざ自由診療って必要?なんだか怪しくない?なんて思っていました。

B4Aに入社する決意を固めるまでに、自由診療の世界ってどんな世界なんだろうかと調べました。保険診療を起点に自由診療に価値に行き着き、個人的にまとめたことが以下です。

<保険診療>
・保険診療は1961年に始まり、このお陰で貧富の差がなく、国民が平等に医療を受けられるようになったこと。
・日本の保険診療と同等のものは海外ではほぼ見られず、保険診療により、日本の国民はお金の心配をすることなく、診察を受けることができる。
・保険診療の基本的な考えは、「疾患に対して最低限の治療を行う」ということであり、治療法や機器や材料には限界がある。
・加えて、保険診療の報酬は高くないため、病院の経営のためには、一定時間に多くの診察や治療を行う必要がある。

<自由診療>
・自由診療は「海外では認可されているが日本では未認可の医療技術や医薬品」に挑戦することができる。
・幅広い治療法が検討できるため、患者にとって効果的な最善の提案が可能になる。
・病院の経営においても、報酬が高いことで丁寧な診察や治療が可能になる。

国民皆保険制度が日本の医療レベルを上げ、戦後の日本をここまで豊かにさせた1つの要因だと思っていますので、
保険診療を否定するつもりは全くありません。(小さい頃は病弱だったのでたくさんお世話になりました)

しかし、現状、少子高齢化が進み、国民皆保険制度の崩壊を耳にします。
現に健康保険組合連合会が2024年6月に発表した2024年度予算編成状況は、2年連続の大赤字となっています。
https://www.kenporen.com/include/press/2024/20240422_02.pdf

保険診療は抜本的に変わらない限り、赤字が続き、国民皆保険制度の崩壊が免れなくなります。
悲しいことに崩壊により、本当に医療を必要としている人に行き届かなくなる事態となります。

診察が必要な病気とは何なのか、オンラインで完結する診療はないか、
予防治療が進み、そもそも病気にかからないようにすることはできないか。
自由診療が一般的となり、保険診療の逼迫している医療費を補填することはできないか。
など、様々なことが検討されている話を聞きます。

僕は、ここに自由診療の社会的意義を見出しました。

人が長く若々しく元気に生きられる、高くても本当に効果的な最善の治療を受けることができる、予防により病気にかからない、ひいては国民皆保険制度を維持できる、そして日本という国がさらに強く元気になっていく。
そんな豊かな未来を、B4Aの対峙する自由診療領域を通じて描いた次第です。

②バーティカルという特殊な環境において、自分自身の成長やキャリアの幅は広がるのか?むしろキャリアや可能性を狭めてしまうことにならないのか?

自分の担当する業務はホリゾンタルでしょうか?
大企業でもスタートアップでも、恐らく「役割」というものが与えられているはずです。
その「役割」というのは、●●部署の営業、●●グループのエンジニアなど、所属と業務に紐づきます。

会社自体がどれだけホリゾンタルな事業をしていたとしても、人は全てに関わることはできないので、生産性を上げるための選択と集中により、一部の領域の業務に絞られます。
つまり、ホリゾンタルな会社にいても、必ずバーティカルな役割になります。

実際に前職でこんなことがありました。
美容や飲食という閉じた世界のクライアントの担当だけだったので、転職して全ての領域を扱えるHR関連の業界に行きたい、と。
そのメンバーは晴れてHR関連に勤めることができたものの、物流領域を担当する形になりました。

大事なことは、会社ではなく、自身がそこで何の役割をするか?ということです。
会社はホリゾンタルかもしれないけど、自分の役割は限定的であることと、
会社はバーティカルだけど、自分の役割は無数にあることはどちらが機会と成長の幅は大きいと思いますか?

答えは言わずとも分かると思います。

こんな①②の悩みに対して、自分の中で答えを腹落ちできたことで最終的なB4Aへの入社の意思表明となりました。

■最後に

色々と悩み考えましたが、どんな答えだろうと自分の中で腹落ちができたか、意味づけできたかによります。
自分がその道を本気で信じられた。自分で選んだ道は自分で正解にしてやる。
そんな気概を持ってB4Aに入社をしました。

入社前に代表の植松に「どうせやるなら100億のビジネスを創ろう」と言って、入社承諾をしました。

お陰様で、B4Aに入社をして2ヵ月ですが、入社して早々刺激的に過ごしています笑
わずか3年半で導入数300院を超え、名だたるビッグクライアント様の導入も進んでいる状態です。
B4Aのメンバーは真摯に、毎日プロダクトを良くしようと磨き続け、クライアント様に1つでも多くのメリットをお返ししようとし、そして、未来のクライアント様への新たなご提案に走っています。

もちろんスタートアップなのでまだまだ足りないことだらけですが、バックグラウンドとポテンシャルは相当優秀なメンバーたちが、全員で本気で取り組んでいます。
このメンバーであれば、更に株式会社B4Aを進化させ、自由診療領域に関わる皆様に更に大きなものをお返しできると信じています。

何年後かに「すごいことを成し遂げたね」と言い合える仲間たちが既に集い始めています。

仕組みを回す側ではなく、仕組みを創る側になりたい人。
企業の圧倒的な成長期を一度きりの人生で経験したい人。
世の中の「不」を本気で変えたいエネルギーを持っている人。

そんな志や力を持った方々をお待ちしております。
カジュアルな形でも良いので、是非いつでも話を聞きに来てください!


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