遠出しにくい今こそ、夏休みを東京で楽しもう!東京でカブトムシを見つけられるのか?!虫博士と行く、カブトムシチャレンジ!!!
せっかくの夏休み。
けれどなんとなーく遠出はできない雰囲気の今。
我が家も沖縄旅行の予定でしたが、
沖縄で緊急事態宣言が出てしまい、
ホテル側から「できればご遠慮いただきたい・・・」という旨の
お電話をいただいたことから、キャンセルすることに。
ぽっかり空いた4日間。
・遠出したいけど、私が車の運転ができない
・電車や新幹線で遠出もちょっと怖い
という条件で思いついたのは・・・・・
虫好きな息子と、思いっきり東京の公園でカブトムシを探そう!
ただ遊ぶのではなく、
・親子で1つの目標を持って過ごす
・普段の生活の中でちょっとできないことをやる
というエッセンスを加えれば、きっと特別な思い出になるはず。
「カブトムシチャレンジ」と名付け
3日間東京都内の公園を回ることにしました!
尚、2年ほど前に一度23区の公園でカブトムシを見つけている我が家。
あれ以来東京でカブトムシは見ていない・・
さあ、カブトムシは見つかるのでしょうか???!
初日:朝5:30に公園へGO!
カブトムシは夜行性のため、夜か早朝に動き出します。
普段の土日だと翌日のことなど考えてしまい
夜や早朝に公園に行くことはなかなかできませんが、
せっかくの機会なので早朝に行ってみました!
(夜の公園はちょっと怖いので・・・)
今はだいたい5時頃明るくなるので、家を5時前に出発。
早朝の街はシーンと静まり返っていて、
鳥の声、ランニングしている人、まだ涼しい朝の風・・・
朝ってこんなに気持ち良いんだーと思いました。
5時間ほど捜索したけれど
結果はカブトムシはおらず・・・・涙
↓ニィニィゼミの羽化中
↓大量にいる何かの虫
↓カマキリの脱皮の皮
涼しい間に思いっきり遊び、
一番暑い時間は家で夏休みの宿題。
効率的な時間の使い方だなと思いました。
(そして夕方は近所の公園でキャッチボール・・・)
2日目:クワガタに会えた!!
2日目は流石に起きれず朝8時に出発。
東京23区でカブトムシの目撃情報が多い公園に向かいました。
自然がたくさんでマイナスイオンが大量に出ている気がして
とても気持ちいい。
クヌギの木、コナラの木もたくさんあり、
樹液の匂いが漂う場所も。
これはカブトムシに会える!?と
期待に胸を膨らませる親子w
私がトイレに行っている間に、
息子が虫捕りしていたご家族と仲良くなっており、
一緒に回らせていただきました。
(息子のコミュニケーション能力に脱帽・・・・)
パパさんが虫に詳しくて、
「カブトムシは木の上じゃなくて、昼間は葉の下にいるんだよー」
「樹液の出ている木はスズメバチもいることがあるから、
近づく前に確認しないとダメだよ」
と、カブトムシ探しのコツを教えてくれました。
流石に暑くて2日目ということもあり体力が落ちてきて、
そろそろ帰りたいなーと思った瞬間、
道にクワガタが落ちていて、クワガタを発見!!!
息子は「諦めない気持ちが大事だね!!」と、
人生で必要なマインドを学んだようです。
見つかった虫たち
↓レアキャラのハグロトンボ
↓カラスアゲハ?ナガサキアゲハ??
写真は撮れなかったけれど、
オニヤンマ、タマムシもいました!
そして・・・
帰りはカフェでビールタイム。
最高でした・・・涙
息子も初めて行った公園だったのでとても楽しんでいたようです。
オニヤンマに会えて感動していました。
この日は息子共々19時に就寝。笑
3日目:最終日、カブトムシに会えるのか・・!??
最終日は息子が行きたがっていた公園に。
8時半に公園到着。
カブトムシの目撃情報はあまりない公園なので
見つかるかは少し不安。
お友達と約束していたので、
母たちは木陰でレジャーシートに座りながら
子どもたちの虫探しを見守っていました。
時には一緒に森に入り、
地面を木の枝でガサガサ捜索。
結果、この日も6時間ほど公園にいましたが
カブトムシには会えず・・・・・
ただ、珍しいチョウトンボや国蝶オオムラサキの幼虫などと会え、
息子は大興奮!
↓レアキャラのチョウトンボ
↓大量にいたアオカナブン。
帰ってからは銭湯に行き、温泉気分を味わいました。
残念ながらカブトムシチャレンジは終了・・・
翌日はお休みでしたが、
二人とも疲労が残りすぎて何もできませんでした。笑
3日間を振り返って
東京都内の公園を巡った3日間。
カブトムシを探すこと合計約18時間。
結果カブトムシは見つからなかったけれど
珍しい虫をたくさん発見できて
東京にもたくさん自然はある!と再確認できました。
息子は見つからなかったことに文句をいう事もなく
・カブトムシは6ー7月に成虫になるから、
次は7月に行ったほうがいいね
・木の上ばかり探してしまっていたから、
次はシャベルを持って土をたくさん掘ろう
と来年に生かすための振り返りをしていました。笑
何よりオニヤンマ、オオムラサキの幼虫に会えたことが
嬉しかったそうです^^
お金をかけて旅行に行くことも楽しいけれど
ふと近くにあるものに目を向けて
そこでの出会い(虫や人)を楽しむことも
この時期にはいいかもしれません。
東京には自然がない。
もちろん田舎に比べると少ないのは確かです。
でも、ちょっとだけ意識してみると、
川や海、山など、1時間程度で行ける場所もあるはずです。
この時期、遠出できないし子どもと何しよう・・?という方がいましたら
ぜひグーグルマップでご自分の家の付近を見てみてください。
意外と東京にも、大きな公園や川や海などがあります。
この3日間で使ったお金は3,000円程度。
(交通費、ジュース、銭湯、ビール代など)
お金をかけずに東京でも楽しく過ごせます!
ぜひこの夏は、近隣で楽しまれてみてはいかがでしょうか^^
最後に
3日間、ずっと目を輝かせながら
一生懸命虫を探す息子と一緒に過ごしてとても幸せでした。
(暑かったけど・・疲れたけど・・・・)
ママ!トカゲがいたよ!!!
ママ!!!カマキリがいたよ!!!と、
嬉しそうに報告してくれるのは
もしかしたらあとちょっとなのかもしれない。
自分の世界ができてしまって、
お友達と遊ぶことのほうが楽しくなって、
一緒にお出かけをしてくれなくなるかもしれない。
私はシングルマザーなので、
もう子どもを産むことはないかもしれません。
(予定なし)
だから、小学校1年生のママとしての夏休みは、
一生に一度しかない。
来年の小学校2年生のママとしての夏休みも、
一生に一度しかない。
全てが一生に一度の経験になります。
刻一刻と迫る親離れの日まで
全力で一緒に遊んで、一緒に笑って、
私自身の思い出をたくさん作らせてもらおうと思います。
東京でこんなに楽しい夏の思い出ができることを教えてくれた
息子に感謝しています。
余談ですが・・・
初日の朝、飲んで朝帰りと思われる人たちを何人か見ました。
10数年前は私もそっち側でした。笑
3連休前の金曜日なんて飲むしかないでしょ!と、
深夜まで仕事をして、朝まで飲んで、
山手線をぐるぐるした事もあります。
(お恥ずかしい過去・・・)
そんな私が母となり、
朝5時半に虫網と虫かご持って公園に向かっているなんて
10年前の私は想像もしていなかった。
でも、自分を犠牲にして仕事ばかりして
身体も心もボロボロだったあの頃の私は、
息子を産んだ事で大きく変わりました。
お金をかけなくても休日を楽しめる事を知ったし
無償の愛を提供してくれる存在がいる事で
大きく支えられています。
この夏のことは息子は忘れてしまうかもしれない。
むしろ忘れていい。
この3日間のことは埋もれてしまうくらい、
もっと楽しいことがたくさんある人生を送ってほしい。
ただ、暑い暑い夏の日にセミの声を聞いたら、
かすかに思い出すくらいの、
小さいけど暖かい思い出になっているといいなと願っています。
▼虫探しは子育てに必要なことが詰まっている