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梅雨時期の恵みをいただいて梅しごと梅しょうゆ

6月といえば梅ですね。
梅雨(ばいう、つゆ)の時期でもあります。
時期に梅がつくって、おもしろいですよね。

元々、梅雨の漢字の由来は、中国からきていて、カビの生えやすい時期の雨という意味の「黴雨(ばいう)」だったそうです。しかし、カビでは縁起の悪いのと、時期がちょうど縁起の良い梅の熟す時期と重なるため、同じ「ばい」の音の「梅」をあて「梅雨」になったそうです。

日本の季語は、四季の移り変わりを美しく言葉に込めるポジティブなワードだなぁと改めて思いました。

歳時記に植物と食が欠かせないのは、四季の植物と食を楽しむ日本の素敵な文化だと思います。

先日、座禅会でらお世話になっているお寺で梅を取らせて頂き、梅みそを仕込みました。

そして梅みそと一緒に梅しょうゆを作りました。
梅しょうゆは母に教わった梅みそを、ヒントにオリジナルでアレンジしたもの。

季節の保存食は、その時期にしかない貴重な植物のパワーを健康や楽しみのために、長期保存できるステキな食の知恵。
おいしくできるとより愛おしくしあわせ感も倍増でますます食を通じて植物を愛おしく思えてしまいます。

〈梅しょうゆ〉


〈材料〉

青梅                  500g
醤油                 500ml
てんさい糖   300g
昆布     15cm程度

〈作り方〉



密閉保存びんに梅と昆布を入れて、その上からてんさい糖を入れ、お醤油を入れます。

毎日かき混ぜ、てんさい糖を溶かしてください。

1週間ほど漬け込んで、出来上がり。
梅を取り出し、冷蔵庫で保存してください。


取り出した梅は昆布の旨味と甘塩っぱさが染み込んでいます。
普通にお漬物として食べたり、だし昆布と細かく刻んでお茶漬けやおにぎり、ふりかけにしたりして食べてください。

我が家で良く使う白しょうゆでもつけました。

白しょうゆバージョンは、せっかく白しょうゆなので色をキレイに出したいと、てんさい糖はムソーのクリアなタイプのてんさい糖にしました。

日本といえば、日の丸。
日の丸といえば日の丸弁当
日の丸といえば梅干し!
日本は梅干しの国だと勝手に思ってて、
梅干しをはじめとする梅の食文化、大事にしたいな。

我が家には、母が仕込んだ10年(実は10年以上)梅干しもあります。
食の細い甥っ子が、これと一個にご飯を何杯もおかわりして美味しそうに食べるのは、母の愛が入っているからかもしれません。

自然の恵みと梅と
母の愛に

感謝♾合掌

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