『香り・食感・味にうっとり』おもわず笑みがこぼれる【福島の桃】
鼻を近づければその芳醇な香りに引き寄せられ、一口食べればしっかりとした食感と濃厚な甘みに魅了される。
かぶりつきたくなるほど美味しい、おもわず笑顔になれる旬のフルーツ"桃"が福島県鏡石町からやってきました。
本日からスタートした5日間限定イベント『福島の桃まつり』。
1日目の様子と、福島県の桃を存分にお楽しみいただける限定メニューや、イベントに対する想いをお届けします。
国内有数のフルーツ王国として知られる福島県を代表する果物が"桃"です。
甘く芳醇な香りと、じゅわっと溢れる甘味たっぷりの果汁が魅力の桃は今が旬!
今回のポップアップイベントでは、旬を迎えた福島県の桃を存分にご堪能いただけるコンテンツや料理をご用意しました。
福島県の桃を食べ尽くす!限定メニュー
「ふくしま。GAPチャレンジ」を掲げ、県全体でGAP認証取得に取り組んでいる福島県には、GAP認証取得の生産者さんがたくさんいらっしゃいます。
今回のイベント限定メニューでは、GAP認証取得の生産者さんが育てた味わい深い農産物を通して、福島県の魅力を再発見できます!
夏野菜たっぷり!米粉を使用したサラダうどん
福島県産GAP認証農産物をメインに、福島県産の夏野菜がうどんが見えないほどたっぷりと乗せられたサラダうどん!
酸味に卵のまろやかさがプラスされたソースは、今まで食べたことがないさっぱりとした味わいで暑い夏にぴったりの麺ランチです。
そして、昨年大好評だった"桃の天ぷら"が再び登場します。
MuSuBu木村シェフ:
『彩り野菜のさっぱりサラダうどん』は福島県産GAP認証農作物のトマト、アスパラ、きくらげ、きゅうり、レタス、そして川俣シャモを使用した野菜たっぷりの冷たい麺料理です。
麺には米粉を使用し、普通のうどんよりもコシがある食感です。
また、味のベースはフランス料理の代表的なソースである「グリビッシュソース」を採用しました。
ゆで卵、ピクルス、ハーブを使うグレビッシュソースですが、今回はピクルスを高菜りょうぜん漬けに、ハーブは大葉を使用することで和風に仕立てました。
MuSuBu木村シェフ:
旬の桃の美味しさを存分にお楽しみいただけるよう、桃の天ぷらには大葉塩を添えています。
シンプルな味つけで素材本来の美味しさをぜひご堪能ください。
MuSuBu木村シェフ:
福島の美味しい食材を使用した、冷たく酸味の効いた麺料理です。
ぜひお召し上がりいただき、暑い毎日を乗り越えるパワーをつけていただければと思います。
桃づくし!MuSuBu特製かき氷第4弾
たっぷりと乗せられた桃のコンポートと、ベリーの香りが閉じ込められた大きなバブルが目を引くMuSuBut特製かき氷!
たっぷりと乗せられた桃のコンポートは、しっかりとした果肉感です!
MuSuBu特製のかき氷シロップには、桃の甘さがぎゅっと濃縮されています。
さらに、今回は福島県の桃で作られたリキュールで"追いリキュール"してお楽しみいただくこともできます!
リキュールをかけると"大人のかき氷"になる、一度で二度美味しいかき氷です。
MuSuBu浅岡シェフ:
福島県鏡石町の桃をコンポートにし、コンポート液と果肉で贅沢なかき氷シロップにしました。
大きなバブルの下にはミントとレモングラスを使用したゼリーを敷き、ほのかな爽やかさをプラスしています。
バブルに閉じ込めたベリーの香り、そして桃のジューシーな味わいをアクセントに添えたベリーソルベと一緒にぜひお楽しみください。
鏡石桃がまるごと半分!贅沢なフルーツゼリー
思いっきりかぶりつきたくなるほど大きな桃が入ったゼリーは、なんと桃をまるごと半分使用しており、桃の芳醇な香りと甘みたっぷり!
一口食べれば鏡石町の桃の虜になる、桃の魅力を存分に味わえるスイーツです。
MuSuBu浅岡シェフ:
福島県鏡石町の桃を大きめにカットし、“桃を食べる”ゼリーにしました。
鏡石の桃を頬張るように大きなスプーンでお召し上がりください。
桃をまるごとかじったような感覚!濃厚オリジナルスムージー
ハーブジュレの2層構造で見た目も爽やかな、福島県鏡石町の桃をたっぷり使用したオリジナルスムージー。
まるで桃を口いっぱいに頬張っているような、甘くて芳醇な香り広がります。
爽やかな喉越しは暑い日のお散歩のお供にもぴったりです!
大人気メニューが復活!桃まるごとタルト
毎年完売の大人気メニューが今年も復活します!
見た目もかわいらしい桃の中には、カスタードクリームを忍ばせました。
初日は午前中に売り切れてしまうほどの人気ぶりでした。
今年も数量限定での販売となりますので、ぜひお早めにお買い求めください!
桃・野菜が購入できる「ふくしまマルシェ」を開催
福島県の桃をはじめ、福島県で育まれたGAP認証農産物を含む夏野菜をご購入いただけるマルシェを開催します。
福島県の桃はもちろんのこと、日々の食卓を彩る定番夏野菜が並びます。
他にも福島県の桃を使った名産品やお酒、銘菓の販売も行っています。
お子さんにもピッタリな桃100%の果汁ジュースや新鮮な桃の果肉を瞬間冷凍した新感覚のシャーベット、しっかり冷やして飲みたい桃ラガーなど、種類豊富な商品ラインナップです!
さらに、福島県の美しい草花を使用した手作りの「ボタニカルキャンドル」や、約350年の歴史を誇る伝統工芸品「大堀相馬焼」も。
ぜひ実際に見て比べて、お好みの一品を探してみてください!
福島県農林水産部 環境保全農業課 鈴木さんインタビュー
福島県農林水産部 環境保全農業課 主査 鈴木さんにMuSuBuへご来店いただき、福島県が取り組むGAPについてお話をお伺いしました。
《福島県でGAPの取り組みが盛んな理由をお話しください》
福島県農林水産部 環境保全農業課 鈴木さん:
福島県は震災後、原発事故があったということもあり、風評で野菜や果物が売れないという状況が続いていました。
農家さんの想いや、ひたむきな頑張りはずっとありましたので、福島県ではGAP認証という形で第三者が認証し、風評にも対処できるように取り組んでいます。
また第三者が認証することは、安全であるという太鼓判を押して生産したものを市場に出すことができる、お客様に届けられるというところは、農家さんの自信を深めることにも繋がっていると思います。
《福島ならではのGAP認証の特徴はありますか?》
福島県農林水産部 環境保全農業課 鈴木さん:
福島県のオリジナルGAPである"ふくしま県GAP(FGAP)"は、他の都道府県のGAP認証制度と異なり、放射性物質の対策を認証基準に加えているという特徴があります。
そのため、JGAPを取得している方々も併せてFGAPを取得し、生産の段階から放射線対策を行っている証明としている方もいると思います。
《今回のポップアップのテーマは福島の桃ですが、桃を生産されている農家さんもGAPをとられている方が増えていますでしょうか?》
福島県農林水産部 環境保全農業課 鈴木さん:
オリンピック・パラリンピックの際に、GAPを取得したいという方が多かったのですが、今はそのような押し上げる雰囲気がありませんので、少しずつ増えている状況ではあります。
少しずつ産地での取組を進めるなど県で後押しをしていますので、今後、果物や野菜でGAP認証の取得が進むと、より面的な取り組みができるかと思います。
《GAPを知ることで、生産者・消費者にはどのようなメリットがありますか?》
福島県農林水産部 環境保全農業課 鈴木さん:
まず生産者に関しては、GAPをやることによって自身の農場経営の改善に繋がることが一番大きなメリットだと思います。
特に、"マニュアル化をする"ことでのメリットは大きいと思います。
マニュアル化したものを事業継承に活用して担い手を確保したり、新規就農者に対してもマニュアルがあればスムーズな就農につながると思います。
そういったところが農場経営の改善がGAP認証を取得する一番大きなメリットだと思います。
消費者については、安全・安心な野菜・果物であることが目に見えて分かるところがメリットかと思います。
《GAPを通じて実現したい未来はどんな未来を描いていますか?》
福島県農林水産部 環境保全農業課 鈴木さん:
GAPは食品安全や環境保全、労働者の安全というところで、SDGsにも通じるところがあります。
農場も生産現場の一つであり、生産現場としての責任という点で考えますと、例えば"働いている方がいきいきと働ける場所"という部分はSDGsの中でも非常に大きな目標のひとつです。
GAPをやることにより、そういった農場が増えていくということは社会的にもいいことなのではないかと思います。
そのため、農業のSDGsを支えるのはGAPの大きな役割かと思います。
《首都圏の方へのメッセージをお願いします》
福島県農林水産部 環境保全農業課 鈴木さん:
現在、GAPを推進している都道府県があり、都県オリジナルのGAPが国際水準になっています。
ふくしま県GAPも令和4年の12月に国際水準GAPとして生まれかわりました。
GAPは広がりをみせていることを知っていただきたいと思います。
また、GAPを通じて農業のSDGsを支えるというところがありますので、「知って」いただき、GAP認証マークを「見つけて」、「買って」いただくことでぜひ応援していただければ嬉しいです。
福島県鏡石町 小貫副町長インタビュー
福島県鏡石町 小貫秀明副町長と、福島県鏡石町産業課 佐藤浩一さんにMuSuBuへご来店いただき、福島県鏡石町の魅力についてお話をお伺いしました。
《鏡石町の魅力についてお話しください》
福島県鏡石町 小貫秀明副町長:
福島県は3つの地域があり、鏡石町は福島県の中間に位置した"中通り"と呼ばれる地域の真ん中にあります。
鏡石町は農家の経営規模が大きく、農家所得の平均値は福島県でもトップクラスです。
また、田んぼや果樹園地帯がありながら、JR鏡石駅を中心に大型スーパーなどの商業施設がまとまっていて交通の便も良い"コンパクトシティ"であることも魅力の一つです。
福島県鏡石町産業課 佐藤浩一さん
鏡石町は桃だけでなくりんごや梨、いちごなども有名で、一年を通して旬のフルーツを楽しむことができます。
また、特別栽培米も作っていまして、金賞をとられたことがある蔵元で、このお米を使用した日本酒「鏡の雫」を製造しています。
他にも日本で初めてオランダから乳牛が輸入された岩瀬牧場があったり、なたね油の原料となる"なたね"を栽培したりと魅力がたくさんある町です。
銀河鉄道999の湖川先生がデザインした田んぼアートは、毎年多くの方に見にきていただいています。
《イベントでのおすすめコンテンツをご紹介ください》
福島県鏡石町 小貫秀明副町長:
おすすめは桃です。今日は全部で50玉ほど持ってきています。
固い桃は甘くないというイメージがあるかと思いますが、鏡石町の桃は固くてもしっかりとした甘みがあります。
固くて甘みもある、肉厚でジューシーな鏡石町の桃をぜひ多くの方に召し上がっていただきたいです。
《『福島の桃まつり』にお越しいただく方へのメッセージ》
福島県鏡石町 小貫秀明副町長:
福島県鏡石町は自然環境と農産物に恵まれた町です。
鏡石町で育てられた美味しい果物をご賞味ください。
【週末限定】福島県の銘酒を飲み比べ
今回の角打ちでは、福島県で育まれた日本酒だけでなく、桃を使用した珍しいお酒などもご用意しました!
地元や全国で愛される銘酒の数々を、ミニおつまみとともに飲み比べるひとときをお楽しみくださいませ。
【体験】大人も子供も楽しめる!作って福島県の桃を楽しむ
福島県鏡石町の地域おこし協力隊や地元の高校生たちと交流しながら、福島の素材を使用した体験コンテンツを開催します!
〈7月22日(土)・23日(日) 限定〉プチクッキング教室
鏡石町の地域おこし協力隊・小柳夫妻による、地元で大人気の親子向けプチクッキング教室がMuSuBuにやってきます!
今回教えていただけるのは、鏡石町産の桃を使った「桃パフェ」づくり。
自分で作った、自分だけのスイーツは格別です。
お子様もご一緒に楽しめるで、ぜひ親子でお楽しみください。
〈7月22日(土)限定〉福島桃のフルーツわたあめ作り
福島県の桃を使用したフルーツわたあめ作りを体験していただけます!
福島県の高校生とのコミュニケーションを楽しみながら、"わたあめ機械"を使って、桃の香りたっぷりのオリジナルわたあめ作りをお楽しみください。
福島を知ろう!クイズラリーに挑戦して縁日を楽しもう!
イベント期間中に無料でご参加いただける福島に関するクイズラリーを開催!
全問解答した方は、"スーパーボウルすくい"や"ヨーヨーすくい"などのミニ縁日にご参加いただけます。
福島県の"桃"をめぐる旅!情熱あふれる桃づくりをご紹介
福島県の桃の魅力をさらにお伝えする、多様な桃の品種や特長を学ぶ「桃の家系図」や、品種ごとによってことなる旬を表した「桃の品種カレンダー」などを展示しています!
ジューシーな甘みと滑らかな舌触りで世界でも高く評価される福島県の桃。
その美味しさを支える地元の生産者さんのこだわりの桃づくりについてもご紹介しています。
知ればもっと福島の桃が好きになること間違いなしの展示をぜひお楽しみください!
都内を飛び出す!福島の桃を福島・福岡・徳島で堪能
鏡石町の製菓店「ボナール」∞福島県立岩瀬農業高校生∞八芳園パティシエの共同開発による「ピーチレモンゼリー」
とっても美味しい福島県鏡石町の桃ですが、桃の未利用品の増加や、桃を使用した商品化が少ないなどの課題があります。
そこで今回のイベントに合わせて、鏡石町にある製菓店「焼き菓子の店 ボナール」、八芳園と産学連携協定を締結している福島県立岩瀬農業高等学校の高校生、八芳園パティシエが、未利用の鏡石産桃を使用した『ピーチレモンゼリー』を共同開発しました!
産学官の連携によって生まれた、生産地・鏡石町の桃の美味しさを存分に生かしたサステナブルなスイーツをお見逃しなく!
【連動開催】都内を飛び出し、福岡県・徳島県でも『福島の桃まつり』連動イベントを開催
今回「MuSuBu」にて開催する『福島の桃まつり』は、福岡県福岡市のコミュニティーラジオ局内カフェ「COMI×TEN Café」と徳島県松茂町の交流拠点施設「マツシゲート」にて、連動イベントを開催します!
3店舗共通メニューとして、「福島県産桃の贅沢スムージー」の提供をはじめ、桃に関する商品を販売。
さらに、福岡県「COMI×TEN Café」では、福島県の米粉麺「うまい麺」と福島県産GAP認証農産物を使用したサラダ麺のご提供を予定しています。
"牧場のあーさー♪"が来店!
鏡石町公式PRキャラクター「牧場のあーさー♪」がMuSuBuに登場します!
ぜひコミュニケーションを楽しみながら、福島県の魅力をたっぷりとご堪能ください。
この夏、最高の"桃"体験を
限定メニューにマルシェ、そして桃を使用した商品の販売など、まさに桃づくしの5日間。
なじみ深い果物の一つである"桃"のまだ見ぬ魅力に酔いしれる素敵な時間をぜひMuSUBuでお楽しみください。
次回のMuSuBuイベントは『THE SENSE OF SAGA』を2023年7月26日(水)より開催いたします。
詳細は八芳園プレスリリースをご確認ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000371.000019559.html
《取材文・取材写真》八芳園 石川