七尾旅人×小林幸子の『貝がら』が名曲だと語る
先日こちらのnoteを書いた。
6年前に下北沢サウンドクルージング 七尾旅人×小林幸子を見に行った時のこと。
ここでうたわれていた『貝がら』という曲がめちゃくちゃ素晴らしかったという話をしたい。
この『貝がら』は七尾旅人がつくったが思い入れが強すぎ、ライブでうたいたいけどうたえない曲だったそうだ。
この対バンを機に、幸子さんうたってくださいと頼んだことでうたうことになったのだ。
下記が歌詞である。
なんていえばいいんだろう
これは最初から小林幸子の曲だったんじゃないか?!というくらいはまってた。
私がこれを声楽のうたい方で綺麗にうたっても、全然あの時の感動には届かない。
小林幸子が紡ぐ日本語や間、ためだったりその他もろもろ、彼女が50年うたってきて、引き出しにためこんできたものを、この曲で見させてもらった気がした。
歌い手は行間をうめるためにうたっているんです。でも、その行間は、一生かけてもうまらないんです。
小林幸子が常々語っている”行間をうめる”ということ。
私もうたってきて、なんとなくこういうことかな?と、かする瞬間はある。
でもまだまだだ。全然手が届かない。
*
小林幸子には中島みゆき、さだまさしなど名だたるアーティストが曲を提供している。
この七尾旅人の『貝がら』はそこに並んでいてもなんら遜色のない名曲だと思う。
詩も、好きだ。言葉にならないものがいっぱいつまってる。(気がする)
普段、小林幸子なんて聴かないよ!なんて方も騙されたと思って一回だけ聴いてほしい。
皆様のおうち時間にこの曲が届きますように。
いつかこの曲がリリースされることを願って。
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