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雑談もいいねpodcast!
「雨の日には本をさして。」
ポッドキャストを更新した!
今回は、週末が忙しすぎたので雑談。
もちろん暇さえあれば本は読んでいるので、喋ろうと思えば喋れるのだけど。
これだ!ピーン!みたいなアンテナがたたないと違うような気がしている。
というわけで、いま1番喋りたいタイプロ繋がりで、「第2回 GAOT×monogatary.com文学賞」の話をした。
文芸誌の方も、気合い入りすぎててまじか!ってなる。「愛」をテーマにした書評家の対談なんて、ハイレベルですよ!
加藤シゲアキの小説は実は読んだことがない…というか私はことごとくSF小説に染まりきっているので、直木賞候補レベルの有名作家でも読んでないことが多い。
最近は、辻村深月の『傲慢と善良』を読んでいるのだけど、なんとなく自分がSF小説が好きな理由が分かってきた気がする。この現実社会を舞台にした物語から、1個飛び出して別の世界に行ってしまいたいのだと。
読んでいると面白いし、辻村深月の文章ってうまいなー!!って関心しまくりなのだけど。ある程度読んだら手が止まって、ふーっと息をつきたくなる。
この感じは山本文緒『自転しながら公転する』に少し似ている。私はあの小説をいまだ読み切ることが出来ないでいる。ちょうど真ん中くらいで本を閉じて、にげてしまった。現実がつらいのに、さらにつらい現実がそこにはあるから。
審査員の本を読んでなくてもいいのかもしれないけど、タイプロファンからしてみれば大先輩なので、加藤シゲアキの軌跡を追いかけたい気持ちでいっぱい。
トップアイドルで、直木賞候補にまでなっているアーティストって他にいるのか?? 全然想像がつかない。だって究極の兼業作家じゃないか?
しかし、podcastの告知をnoteに書いてやって数回。つくづく自分は文語の人間なんだなと思う。なんってたって、喋っているときよりも楽しく書けているのだもの!
もちろん普段の喋りとは明らかにpodcastは違うわけで。リアルタイムで交わされる喋りは、記憶がもたないから行ったり来たり往復してもいいし、間違っていい。
けれど、podcastの場合は、いつどこで誰が聞いているのかは不明だ。そしてその音源はずっと削除しない限り残り続ける。
間違えないように、不備はないか?を考えて喋る感覚って、普段の会話では鍛えられない筋肉で、まさに「俯瞰して」喋る自分を見ている感覚だ。
そんなことしていると、澱みなく言葉が流れることなんてほぼなくて。つっかえつっかえ、時には黙って小休止。
はじめたばかりのときは、編集アプリの使い方もよく分からないから、そのままアップしてしまった。今回は雑音が入っていたので、分割したり繋げたり、ジングルをBGMにして誤魔化してみた笑
1人語りの時のBGMって意外にいいのかも?とpodcastを聴いているとそう感じるようになってきた。やる前と今とで、podcastを聴く力は研ぎ澄まされてきている。
garagebandとの熾烈な戦いが今後も続いていくわけだが。少しずつお金を貯めて、マイクとか買うんだ…! いい音質を目指したい!
慣れてきたら、ゲストも呼びたいので、
創作仲間で出演してくれる方、大大大募集です。
さて、来週のネタ出しでもしていこう。
今のところ喋りたいのは、サラ・ウォーターズの「夜愁」。何度も読み返している大好きな作品である。
良かったら応援よろしくお願いします。たくさん書くと思います。