H a p p a n o U p d a t e s - No.252
幸せの2羽の青い鳥(全16回)
アウグス・ガイリ著 だいこくかずえ訳
アウグス・ガイリ(1891 - 1960)
エストニアを代表する後期ロマン主義の作家。美しさと醜さという相反する存在に焦点を置いて作品を書いた。19歳で作家デビュー。
Title painting by Estonian artist, Konrad Mägi(1878-1925)
日本でほとんど翻訳されることないエストニアの小説を連載しています。最後の三つの話を更新しました。いろいろあったニペルナーティとカティですが、最後はどうなったのか、ん、惨敗? あのニペルナーティが?
#14 決着 #15 モールマーの提案 #16 惨敗
夏休みをはさんで、8月8日(火)より、最終話「シバの女王」(全10回)がスタートします。この作品は短編連作の形をとっていて1話完結ですが、第7話でニペルナーティの冒険(放浪の旅)は終わりとなり、話は結ばれます。
□ 最近思ったこと、考えたこと(happano journal)
07.06/23 WordやPagesで出版用の本が作れるのか、やってみた【2】
07.20/23 WordやPagesで出版用の本が作れるのか、やってみた【3】
WordやPagesといったパソコン付属のワープロソフトで、出版用の本がきちんと作れるのか、やってみたレポートです。小説やブログなど、ネットで文章を書いて発表する人は確実に増えています。次なる挑戦として、書いていたワープロに出版用の指定を施してみては、と。コツをつかめば、それほど難しくはありません。これぞデスクトップ・パブリッシングの最終形かも。この実験のため、葉っぱの坑夫自身が、次の出版物をこれまでのInDesignではなく、Pagesで制作してみました。
□ まもなく新刊出版
2021年12月から2023年5月まで、20回にわたって連載したマデリーン・ゴス著『モーリス・ラヴェルの生涯』が、ペーパーバックとKindleの本になります。発売は8月半ばを予定しています。タイトルは『モーリス・ラヴェルの生と死』としました。
□ イベントのお知らせ
糞虫(フンチュウ)の観察&標本づくり?!のイベントです。
ファーブルのフンコロガシでよく知られる糞虫。葉っぱの坑夫のコラボレーター、島田雄一さんがイラストを担当した本『たくましくて美しい糞虫図鑑』(創元社)のイベントです。
場所は東京・神保町のブックカフェ。珍しい虫、珍しいイベントということで、かなりのマニア、コアな人ということになると思いますが。おー、見たい見たいという奇特な方、夏休みの自由研究にどうかな、という昆虫少年などなど、ぜひ! 期日は7月29日(土)、10:00〜、人数制限があるかも。
Web Press 葉っぱの坑夫/エディター大黒和恵/editor@happano.org