Vol.56 のみさんぽ~湘南に暮らす鍼灸医学者が感じるウェルビーイングとの歩き方~「食べたいけれど食べすぎる」その2
「その1」では、「食べ物と舌とのダイアログ」という、一見不思議だけれど、やってみて納得の、ハプラス湘南流の食べ方をご紹介いたしました。
―唾液ってすごいパワーがあるって聞いたことあります。でも、胃を負荷から守る場所とは、思っていなかったですね~。口って、言われてみると、何をする場所だったかな?噛む場所?「美味しい」を感じる場所、っていうイメージです。
―口が務めを果たすとお腹いっぱいになるんですね。「美味しい」を感じるだけでなく、「満腹」をつくる場所だったとは。満腹っていうからお腹いっぱいは文字通りお腹がつくるものだと思っていましたが、口から始まっていたのですね~。
―「もう遅い」って、ほんとうに^_^;
あの「食べ過ぎた」と感じた時の胃の重さを表現するとしたら、「もう遅い」って感じでした。
こうやって伝えられると、「食べた方がいいものがある、、、」と頭で考えるのって、少し違うのかもしれない?と改めて思わされます。
―実際は食べきれないのに、人間の「食べたい欲」は、どんどん大きくなる。それに応えるように、たくさんの食べ物が作られて、食べ切れられずに捨てられていく。「欲」の増大は、身体に悪いとは別の問題でもありますね。
わたし達の「食べきれないのに食べたいと思いすぎる気もち」が、なにか大切な物をオカシなことにして行く気がして、ちょっと怖くなりました。
いやぁ、これは、個人的な食欲を超えて大切な事です。
~stand.fm 湘南のみさんぽ~
11月ののみさんぽ、いかがでしたか。
食べたい気もちが大きすぎることの行く末、考えさせられました。
そうは言っても、食べたくなるなぁ、なんていう気もちも確かにあります。
エンディングは、野溝院長の今の本音?を伺います(^^)/