#46 ネガティブ社員、どんな対策をしたらいい?
企業さんの相談に乗ると
「モチベーションの低い社員がどうしたら動くようになるか?」
というような質問を受けます。
モチベーションの低い度合いにもよりますが、
「あまり気にしない方がいいです」
というのが基本的な私の答えです。
『幹部3人のうち一人がとんでもなく、みんなの足を引っ張る…』
という場合は、ちょっと手を入れる必要もありますが、
『30人いる社員の中で、2~3人がどうしてもネガティブ発言出るんですよね…』
くらいの場合なら、気にしないことだ大事です。
人はどうしても『できていないところ』に意識が向きがちです。
人…というか、日本人の特質なのかもしれませんね。
学校や家庭でも『できていないところ』=『欠点』を【克服する】ように促されることが多いことが原因ではないかと思います。
「算数はできているから、もっと漢字を勉強しなさい」
とか
「社会は好きだから放っておいてもできるけど、理科が苦手だから、ここを強化しないと」
など、要するに【短所克服法】を取りがちなんですね。
しかし、その人が強みを発揮し人生で仕事で光り輝くためには、【短所克服法】ではなく【長所伸展法】がおすすめなんです。
さて、話が戻って、ネガティブ社員…
マイナスな部分、ネガティブな社員…にどうしても目がいきがちですが、30人中ネガティブなのは2~3人…とすると、27~8人は、しっかりやってくれているんですよね?
恐らく30人いたら、そのうちの5~6人くらいは、すっごいモチベーションが高くて、指示ゼロとか言わなくても、どんどん意見言ったりしませんか?
アドラー心理学でも「できている所に注目する」ことで、できている所がより多くなり、できていない部分が減っていったりします。
指示ゼロ経営を取り入れた時、ネガティブを引き上げようと、そこに注力するよりも、できている社員を引き上げ、中間層を少し上に持っていきます。
そうすると、ネガティブ社員でも、「あれ?なにやってるんだろ?」と覗き込んできたりします。
それでも、中に入ってこない場合は…いなくなることがあります。
自分から辞めたりしていくんですね…
なので、とりあえずは、あまり気にしないこと…が基本です。
ネガティブ社員にエネルギーを注ぎすぎると、モチベーションの高い人まではそちらに引っ張られて、社内が混乱することがあります。
適度な距離を置いて、「もしよかったら、いつでもこっちに来てね」と声をかけておく程度で様子をみてみましょう。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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