#88 部下から相談されることを喜んではいけない理由
ビジネスシーンで当たり前のように言われいている
「ホウレンソウ」
ご存じない方はいらっしゃらないと思いますが、念のため…
「報告、連絡、相談」
ですね。
これを疑う人はまずいないと思うのですが、実は指示ゼロでは、ここも疑ってかかります(笑)。
「報告、連絡、相談」は、管理する組織には必要なことです。
「なんで報告しないんだ!」
という上司は、ピリピリと「ホウレンソウくらい常識だろ」と思っています。
しかし、指示ゼロ経営は現場、チーム単位で意思決定をするので、いちいち報告やら連絡やらはしません。
チームの責任として、信頼し、仕事を任せます。
そして、「相談」ですが、これも指示ゼロ経営はほとんど発生しません。
部下・チームメンバーが
「社長、これどうしたらいいでしょうか?」
と聞いてきたら
「〇〇さんはどう思うの?」
や
「みんなに相談した?」
と聞きます。
昔の私は、「どうしましょう?」と相談されたら、最適な回答を即座に答えるのが、リーダーとしてのあるべき姿だと思っていました。
相談されて一人前…というような感じ。
ひょっとしたら、リーダーという立場になった人は、相談されることが先輩風を吹かせることができたりして、ちょっと鼻が高い…なんて人もいるかもしれません。
しかし【相談する部下】がいる限り、本来の自分の仕事がどんどん浸食されます。
いわゆる【指示待ち社員】の出来上がりです。
「うちの社員は、みんな指示待ちばっかりなんだよ…」
と悩む経営者さんは多いですが、その発生原因をつくっているのは、あなた本人かもしれません。
「それくらい自分で考えてくれよ…」
と思うなら、「ホウレンソウ」を廃止して、相談されない人になってください。
まぁ、こんなこと言うと、リーダーの立ち位置を手放したくない人から反発を買いそうですが(;^_^A、今回はあえて辛口発言をしてみました♪
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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