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たまには思考を外部に委ねてみよう
さてさて、今月の文章は何を書こうか。
書くことは色々とある。
30代。人生の転機。仕事。恋愛。などなど。
けど最近口を開けばこういう話ばかりで、正直気も滅入ってくる。
ということで、今回は全く趣向を変えて、「ルーレットガチャ」を使って、出たお題で自由に書くことにした。趣旨はストレス解消である。
何事も「やらなきゃいけない」になるとしんどいもんね。
では第一回目、ルーレットスタート!
ドドンドン!
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時間とお金があったらやってみたい企画は?
おっと、気楽に書きたいのに真面目な質問が来てしまった。
早く答えて次の質問に行こう。
私はやはり地球全体でする企画をしてみたいなと思う。
例えば
「地球全体で一斉に電気を止めて、その様子を宇宙から見る」
とか
「地球上の信号を一斉に青にして、交通規制をして自分だけが道路を使えるようにして走り回る」
とかである。
では次。
二回目、ルーレットスタート!
ジャジャジャジャジャジャジャジャ~~~
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ご飯に何をかけますか?
なんか、もう少し実になる話がしたい。
ここまで来て少し気付いたが、やはり自分が書きたいテーマで書くのがいいかもしれない(笑)
ともあれ、このテーマに関して言うと、言うのが恥ずかしいのだが私は
「油」
である。
えっ!ご飯に油!と思うかもしれないが、お米の淡泊さに少しネットリとした脂分があるとご飯が進むのである。
まああまりしすぎると、生活習慣病まっしぐらになるのでほどほどにするが、特にラー油なんてかけると美味しい。
ネギ油とか、ごま油だけでもご飯が進む。
では最後!ガツンと書いて終わりたい。
ルーレットスタート!
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ネッ友に恋したことある?
ネッ友―――――――――――――!!
分からない単語きた!!!!
恐らくインターネット上の友達ということだろう。
記憶を思い返してみると、今から20年程前の私が小学生だった頃は、まだスマホもインターネットもそれほどメジャーではなかった。
いや都市部ではメジャーだったのかもしれないが、超過疎地で山間部の我が家にはテレビすらなかった。
インターネットは学校の図書室にあるパソコンで調べたいものがある人は調べる程度だった。(私は調べたいものもなかったので使わなかったが)
そんな山奥の我が家に、今となってはどういう経緯か分からないが、ある日突然パソコンがやってきた。
それは超古いWindowsの箱型のデスクトップパソコンだった。
キーボードは分厚く、打つとガシャガシャと音が鳴っていた。
マウスは独立しておらず、本体につながっていた。
そんなパソコンだが、電話のダイヤル回線を使ってインターネットにつなげることができた。
しかしその回線もなんとも脆弱なもので、メールを一つ打つと回線が落ちるという代物だった。
そのため一通ごとに無事に送れるようお祈りし、無事に送れたら安堵のため息をつき、送れなかったら再度ダイヤル回線につないで送りなおすということをしていた。
このテーマで文章を書くことになり久しぶりに思い出したが、今から思えばなんとも不便で、でも不便な中でどうにか自己実現しようとしていたそれはそれで有意義な時代だった。
今なんてメールは1秒あれば送れるし、LINEなんて1秒かからずに送ることができる。
なんだか、あの時のことを思い起こしてもっと電波に感謝して使おうと思った。
あっ、で随分脱線したのだが、そういう時代に綱渡りの思いでしていたことがあった。
それが、インターネットチャットだった。
今から思えば媒体が思い出せないが、何らかのインターネット上のチャットサイトがあってそこで知らない人ともチャットのやり取りをしていた。
メール一通送るのがやっとな回線だったので、チャットのやり取りをしている時もともすれば回線が切れてしまったりしていた。
そんな中、多感な時期の思春期なのでネット上で男性のアイコンのアカウントがあるとドキッとしたり、声をかけられて妄想が膨らんだりしていた。
実際に誰かと付き合うとか2人でやり取りするということはなかったように思うが、普段学校では会わない人とやり取りをすることは、少し大人になったような世界が広がったようなワクワク感があった。
脆弱なネットワーク上でやり取りする吊り橋効果的なものがあったかもしれないが(笑)
そんな、記憶である。
なんだかとりとめもなくなったが、たまには頭の棚卸も含めて、普段自分では考えないようなテーマで文章を書くのもいいものである。
【終わり】