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迷いがある人へー本当の答えの見つけ方ー

人生は選択の連続。
私たちは岐路に立つとき、迷ったり、悩んだりして必死に答えを探す。

答えを探す中で情報にアクセスすることも多いだろう。
情報に溢れた社会。知りたいことにはすぐに辿り着ける。

しかしあまりにも情報が多すぎて、余計に答えが分からなくなってしまうことはないだろうか。
少なくとも数年前の私は、幾多の情報に混乱し、答えから遠ざかるばかりだった。

「答えとは?」という疑問に対し、自分なりにしっくりとくる回答を見つけ出すことができたのは、比較的最近のこと。

結論からいうと、万人に当てはまる答えはない。
正解は人それぞれであって、自分に合った選択をすることが本当の答えとなる。
これが私の辿り着いた答えだ。

今回はそんな「答えとは?」に迫ってみた。
人生の岐路に立っている人、自分が何を選択したら良いのか分からなくなっている人に読んでいただけたら、嬉しく思う。

そもそも答えって何?

かつて優柔不断だった私は、進路選択や就職活動、人間関係、ランチのメニュー決めなど、ことあるごとに迷い、いつも「答え」を探すことに必死だった。

迷いがあると、不安や焦りを感じるもの。
そしてどうにか答えを導き出そうと、情報にアクセスする人も多いのではないだろうか。

私も迷った時は、とにかく調べまくっていた。
しかし優柔不断な私は、結局答えを見つけられないことが多かった。
それはなぜか?

日頃からよくリサーチをしている人は気づいているかもしれない。
一つの物事に対して様々な情報があることに。
そして中には、相反する情報や意見が少なくないことに。

例えば「健康やダイエットに良い食事の時間」について疑問が湧いて調べた時、あるサイトでは
「血糖値を急上昇させないためにも、食事時間は4〜5時間の間隔でとると良い」と書かれていた。
一方で別のサイトでは
「空腹が脂肪を分解してエネルギーになるため、1日16時間断食すると良い」
と書かれているではないか。

私は結局どっちやねん!とツッコみたくなった。
このように物事には、相反する情報や意見が多々存在する。

「〇〇は効果的!」という情報を目にしても、大抵真逆の研究データやそれにまつわるマイナスの情報が見つかるのだ。

そこから見えてくることは、世の中に万能な答えはないということ。

大切なことは「自分の答え」を見つけること

いつも必死に「答え」を探していた私だったが、ここ数年でようやくあることに気が付いた。
世の中には万人に該当する絶対的な答えなんかないということに。

朝バナナダイエットが効果的な人もいれば、そうではない人もいる。
その違いは体質にあるのかもしれないし、あるいは長続きしない性格にあるのかもしれない。

フリーランスの稼ぎ方にしろ、転職活動の方法にろ、恋愛や練習、勉強の仕方にしろ、絶対的な答えはない。

つまり自分に合ったものを見つけることが大切であり、それが「自分にとっての正解」=「答え」になるのだ。

私はこのことに気がついた時、少しだけ心が軽くなった。
自分なりの、自分に合ったやり方や道を見つければいいんだと。

「自分にとっての正解」=「答え」を見つけるためには?

では答えを見つけたい時、具体的にどうすればいいのだろう?

その答えは、
①自己理解 ②情報収集 ③取捨選択と折衷 
この3つであると私は考える。

正解は人それぞれだからこそ、自分に合うものを見つけることが大切。
そのためには自分の性格や体質など自分を知ること、つまり自己理解が必要となる。

次に情報収集。
この時できるだけ広くリサーチすることが大切だ。
メリットやデメリット、相反する意見や情報も含めて。

そして最後に得た情報から自分に合うものを選択する。
もしくは様々な情報の中から、自分なりの折衷案を見つける。

この過程を経て、自分にとっての正解=答えが導き出されるのではないだろうか。

間違いが正解になる時

あの時の選択は間違っていたかな・・・
私の人生はあそこで失敗してしまった・・・
そんなふうに落ち込んだり、後悔したりすることもあるだろう。

私も新卒後に入社した会社で働き始めてすぐ、「この企業に入社したのは間違いだった・・・」と後悔した時期があった。
しかし今振り返ってみると、それは決して誤りではなかったといえる。
そこで得た接客技術は今の福祉の仕事でも活かされているし、そこで摂食障害になったからこそ、私にとって天職といえる福祉の仕事と出会うことができたのだから。

要するに間違いだと思っていたことも正解となり得るし、視点を変えれば自分にとってプラスのことともなり得るのだ。

情報に惑わされず、選択肢の中から自分に合ったものを見つけること。
失敗や誤りを別の視点から見ることで、自分なりの答えを見つけること。
それが「自分にとっての正解」=「答え」になるのだ。

はぴ

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