ストレングス視点のすすめ
こんにちは、はぴです。
今回はストレングス視点を持てるようになり、人生が好転した私の話です。
この視点を持てるようになるとびっくりするほど物事が好転します。
現状に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!
あなたは苦手を克服する派?得意を伸ばす派?
皆さんは学生時代の時、苦手な科目を克服すべく重点的に取り組む派でしたか?
それとも、苦手な科目はさておき、得意な科目に力を入れて高得点を狙う派でしたか?
私はというと、前者でした。テストで赤点だけはとってはならないと、嫌々ながら苦手な科目を必死に勉強していました。
しかし、それで赤点が避けれたかというと、悲しいことに0点を取ることもありました...。勉強したのに0点なんて、私は頭が悪いんだ、勉強ができない人間なんだと悪い方に自分を評価するようになりました。
また、ある程度大きくなってから親に「あなたは小さい時から通信教育も全然やらなかった」「勉強をまったくしなかった」「本を読まないからものを知らない」等々とごもっともなことを指摘され、より一層勉強(学ぶこと)に苦手意識を強めていったのです。
そんな私ですが、社会人になってから福祉や心理に興味を持つようになりました。これまで読書は苦手だと思っていましたが、興味がある本を読み始めたら、驚くほどすらすらと読めたのです。それ以降、福祉や心理関係の本を片っ端から読むようになりました。次第にそれだけでは物足りなくなり、もっと学びたい、仕事として携われないかと考えるようになったのです。
そして私は社会人になってから精神保健福祉士の養成学校に入学しました。
しかも、勉強嫌いで頭が悪いと思っていた私が成績トップで卒業することができたのです。
当時は好きなことを学んでいたので、勉強を頑張っていたというよりも、趣味をしている感覚でした。
ここから何が言えるかというと、学生時代の私は真面目が故に嫌いな科目、不得意な科目と向き合い続けた挙句成果が出せず、自分は頭が悪いし勉強嫌いだと思い込んでしまったということです。
「無駄な労力」だったとも言えるかも知れません。
不得意科目には見切りをつけ、少しでも自分が好きな科目や興味のある科目を勉強していたら事態は変わっていたかな、と今になって思います。
今は好きなことや得意なことに時間を費やし、苦手なことはできるだけ回避しています。
それは逃げだと言われてしまうかもしれません。
しかし、実際に私の毎日はとても充実しています。モチベーションも維持できており、逆にこれまであったストレスや不安、うつ状態はほとんどなくなりました。
不得意なことは克服しなきゃ!と頑張ることをやめたら、物事が上手くいくようになり、気持ちの安定にもつながったのです。
ストレングス視点に切替えることで物事が上手くいく
私の例のように、不得意を克服しようとするよりも、強み(得意なことや好きなこと)に焦点を当てる、ストレングス視点を持てるようになると、パフォーマンスが上がり、物事が上手くいくようになります。
ストレングス視点でなぜ物事が上手くいくようになるのか?
不得意な科目と得意な科目を勉強することを例に、解説したいと思います。
①不得意な科目を勉強する→勉強が辛い、嫌いになる→勉強をしなくなる→成績が下がる→自己肯定感が下がる→心が不安定になる→他のことにも上手くいかなくなる
②得意な科目を勉強する→勉強が楽しいと思える→さらに勉強する→成果が出る→自信となる→モチベーションがあがる→他の面も意欲的になる
どうでしょうか?
①は悪循環を生み、②では好循環が生まれやすいことが分かると思います。
物事が上手くいかない時や停滞期の時は、自分の得意なことや好きなこと=ストレングスに目を向けてみましょう!
そのまま目の前の問題に取り組み続けるよりも、事態は好転するはずです!
ストレングス視点は様々なところで活用できる
ストレングス視点は自分のことだけではなく、周りの物事を良い方向に導きたい時にも活用できます。
例えば子育てについて。
子供の成績が気になるという親御さんも多いのではないでしょうか?
もしお子さんのテストが赤点だったら、あなたはどんな反応をしますか?
「ちゃんと勉強しないから...!」「塾行った方がいいんじゃないの?」「それではどこの高校も合格しないよ!」
心配だからこそそんなふうに言ってしまいたくなる気持ち、とてもよくわかります。しかし、そこはぐっと堪えましょう!
先の例で見たように、できないことや苦手なことを無理に行うと悪循環に陥ってしまいます。また、できないことを指摘されると自己肯定感の低下にもつながるでしょう。他の物事にも支障が出てしまう可能性もあります。
できていないことや苦手なことは、子供でも自分が一番わかっているものです。
よれよりも、できている面を探して褒めてあげましょう!
できないことや苦手なことは自覚していても、自分の強みについては意外と認識していない人も多いものです。
そこを見つけて伝えてあげると自信へと繋がり、その人の大きな力となります。
ストレングス視点は、子育て以外にも部下の教育やビジネス、経営など様々な場面で活用できます。
部下の教育には、その人の良い面を評価してあげるとモチベーション、パフォーマンスの向上につながるでしょう。
企業戦略においても、課題に注視するよりも自社の強みを活かし、さらに伸ばすことで他社と差別化ができます。
ストレングス視点は物事を上手く進める技法であり、パフォーマンスをあげる目的もありますが、なにより一度きりの人生。
苦手なことや嫌いなことを仕方なしにやるよりも、
強みを活かしてのびのび自分らしく生きていきたいものです!
はぴ
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