【124】磯崎新と香山壽夫1 ポストモダンの正硬な批判者
【本棚テーマ 香山壽夫さんつらつら その1】
いよいよ8日、#彩の国さいたま芸術劇場 リニューアル前の内覧会(出入り自由 https://www.saf.or.jp/arthall/information/detail/98557/
)もあり、夢中飛行 @muchuhiko の本棚で、建築家、香山さんの本などを展開しています。
香山さんといえば、昨年亡くなられた、磯崎新さん、と並べて考えてみたいですね。
建築界の機微はわかりませんが、2人を交差した議論があるのかないのか
丹下健三の直下にいた磯崎新さんは、モダニズムをこえて、ポストモダニズム。アーティストや思想家とも交流し、言論の場やメディア露出もおおく、在野で活躍。
香山さんは、少し年下で、丹下と別の道を模索。「中心」を重視するので、ポストモダニズム、また今回 #芥川賞 『東京都同情塔』(九段理江)でも注目されたアンビルド(ザハ問題は少しちがいますが)にも厳しい筆法が。東大などアカデミズムで活躍されました。
とはいえ、磯崎さんは「建築行脚」「建築談義」シリーズ(篠山紀信写真)で古代から近代までの建築を闊歩。
香山さんは、「建築巡礼」シリーズを監修し、こちらも古今東西の建築を総覧。
ともかく、世界の建築を眺めてみたいと、手に取る本で、お二人のお世話になるわけです。
水戸芸術館(磯崎さん設計)と比較してみても面白いかも^ ^
本は、本屋、夢中飛行の本棚に
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