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短歌の会 覇王樹|短歌会
2024年8月10日 20:51
井手彩朕子選遠雷とわれの鼓動が響きあう記憶の底のひとつを揺らし児玉南海子それぞれの今日に向かえる戦士らを改札ギュッと集めて放つ三上眞知子わが背丈越えて繁れるプチトマトどうにもかうにも反抗期めく岩本ちずるぽっとんとポストに落とし帰り道助詞の間違い一つに気づく藤峰タケ子今ならば彼の日の夫の呟きにもっと寄り添い共に泣けたに田中昭子何気なくかけた言葉に「わかってる!」矢が放たれる娘