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短歌の会 覇王樹|短歌会
2024年7月15日 17:22
白々とかすめる町の窓の辺に木の芽春雨おとなく降れり清水素子里山に膨らむ樹林のごとくなる思いを秘めて生きてゆきたし田中春代鴨が去り方丈のやうな池の面のこれからの夏ボクもこれから橋本俊明江戸の人となりてひと日を歩みたり芭蕉の弟子とわれもなりたり山北悦子僅かずつ遅れ気味なる卓上の時刻合わせは程好い触り吉田和代草津本陣遠来の客うれしかり軒に燕の声のひびける渡辺茂子タイマーを使わず測