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日々の食事に感謝〜ニッポンの朝食
無事に人間ドックをクリアし、通常運転。
はっきりとダイエットをしているわけではなくとも、日々の心掛けで健康に効果はある、というのが実感できたのは大きいです。
これからも、
★朝食はできるだけとる
★自炊で栄養のバランスをとる
→日課のオニスラ、トマトジュースは続行
★飲酒の回数、量は控える
ひとまずこれらは前提として、新たにできることをプラスしていけたら、と思います。
料理と食事は、精神衛生上ではストレスをためない大きな要素であるので、うまく付き合っていきたいです。
そんなことを考えながらの朝ごはん。
前日に羽根を伸ばしたので、冷蔵庫のポテンシャル頼みのメニューとなります。
最初はパスタにしよう、と考えていたのですが、食材とそれでできる献立とで、先にご飯と味噌󠄀汁のほうでイメージが固まったので、お米100gを量って炊飯スタート。
次に味噌󠄀汁。
白菜が少し残っていたので、味噌󠄀汁は白菜と舞茸、さらに残してあったカニカマを入れます。
白菜は葉のほうをザク切り、茎はそぎ切りに。
舞茸をほぐし、カニカマも軽くほぐしておきます。
鍋に水と出汁パックを入れて火にかけ、沸いてきたら具材を投入。
白菜が煮えたら火からおろし、ご飯が炊けるまでいったんスタンバイです。
塊のを買ったベーコン、厚切りひとブロック残してありました。ちょっと豪快なベーコンエッグにしましょう。
ベーコン&目玉焼きは、鉄フライパンではなく安全策で、加工が弱ったテフロンパンにクッキングシートを敷いたほうで焼きました。
そして、年末にいただいた高級ふりかけ「錦松梅」をいよいよ開封します。
今回のメニュー構成なら、お漬物かふりかけか、何かもうひと小皿あってもいいな、と思えたので。
富有柿を剝いて、種を除きながらカット。
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前日に半分残しておいたりんごと共にデザートに。
フルーツは朝食べるのが良い、と親が昔言っていたことを、何となく信じています。
自分でも無意識のうちにオニスラを用意したら、ご飯が炊けるまで少し時間があるので、髭を剃ったりしてしばし待機。
あと10分くらいで炊けるくらいのタイミングで、味噌󠄀汁の鍋を温め始めます。
味噌󠄀汁の味噌󠄀の分量って、標準的にはどんなもんなんだろう? とふと思って調べたら、「だし汁150〜200㏄に味噌󠄀大さじ1〜1半」とのこと。
まあ味噌󠄀の塩分にも差があるし、幅は出ますわな。
今回、もともと大ぶりなお椀に満杯、400㏄弱の水で出汁をとったので、味噌󠄀の量は大さじ2弱入れてみました。
ベーコンエッグも盛り付けます。
いつも半熟より黄身に火が入ってしまいがちなので、今回はフタをせずに火が入っていく卵とにらめっこして、ちょっと攻めたタイミングで火を止めました。盛り付けで外側に目玉焼が寄りましたが、崩れずに耐えてくれました。
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というわけで、冒頭の写真のとおり、正しいニッポンの朝食ぽい食卓になりました。
ベーコンは厚いのを、少し表面を焦がし加減に焼いたのが美味いですね! スライスベーコンではなく塊を買ったのは、今回記憶にないくらい久しぶりでしたが、厚みは薄さを兼ねる、で、これからブロックで買って用途に応じてカットするのはアリだな、と思えました。
味噌󠄀汁、200㏄に大さじ1の味噌󠄀の量は、自分にはちょっと濃かったです。
塩分が濃い目の田舎味噌が好きでそういうのを使っていること、今回は具材のカニカマもけっこう塩分を含む食材だったこと、などもあると思います。
今後安定した味の味噌󠄀汁をいただくための、ひとつの目安ができたのは良かった。
味噌󠄀の量はこれまで、本当に気分で目分量だったので。
そして錦松梅!
これもものすごい久しぶりにいただきましたが、記憶していた印象よりも「うまいな〜!」と感じました。
鰹節ベースで、各種具材を佃煮にしてあり、食感と風味が重層的で、飽きない味になっています。
特徴的なのは松の実。香ばしさと食感はこれがあってこその錦松梅。
今回、昆布の存在感が意外とあるのを認識しました。そして原材料を確かめると、木耳(キクラゲ)を使っているんですね。ここにも食感のバリエーションが。
気付いたのですが、鰹節と昆布の「だし群」、松の実と胡麻の「ナッツ群」、木耳と椎茸の「キノコ群」と、役割を担う食材を必ず複数使用して、効果を高めているんですね。
「茸は複数使え」という自説が裏付けられた気がするのも嬉しいです。
食事を堪能したあとはフルーツ。
富有柿はよく熟れていて、甘味たっぷり。りんごも歯触りよく、ラッキーでした。
りんごの実がシャクシャクしているか、メソっと柔らかくなってしまっているかは、剝いてみるまで分からないので、どちらに当たっても「日頃のおこない」だと思うようにしています。
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ご馳走、というのではなく、こういう食事で、ああ、美味いな、としみじみ思えるのはいいですね。
自炊冥利に尽きます。
これからも日々の食事に感謝をもって、丁寧に料理して丁寧にいただこうと思います。