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しらすのパスタ〜イメージをレシピに

週末のある晩。
その日の冷蔵庫にあった食材の中で、優先的に消費すべきは釜揚げのしらすでした。
しらすおろしが定番ですが、けっこう量もあるし、パスタもありだなあ、と。

家で飲みながら、起きたら作れるように、と、他に冷蔵庫にある食材を思い浮かべつつ、レシピと手順を考えながらメモします。

家飲み中のレシピ構想メモ

「しらすはあまり火を通さないほうが本来の美味しさを活かせる」みたいな、調理する上での要点を自分の中で確認しながら、また、「フライパンに投入する順番はあらかじめ決めておくほうが安全」という認識から、どの食材をどのタイミングで、というのは分かりやすいメモになっていると思います。自分で言うのもなんですが、味のあるメモですね(笑)

翌朝、いざ「じゃあしらすのパスタ作るか〜」となって、当然自分の書いた記事を再表示し、冷蔵庫から必要なものを取り出して用意したのですが、嬉しい誤算が1点。アスパラを買って冷蔵庫に半分残っていたのを、晩にメモをしている時は忘れていました。食感、彩りの面でもアスパラがあるとだいぶパワーアップします。

カニカマも、ちょうど消費したい頃合いでした。
入れるかどうか迷ったのですが、魚介の風味はしらすパスタに相性は良さそう。主張が強くなりすぎないように、小さめにカットすることにします。

材料と作り方は、だいたい写真のメモの通りですが、実際に作った情報として、一応書き起こしておきますか。

[しらすパスタ]
・釜揚げしらす(どさっくらいの量)、カニカマ3本、アスパラ細いの3本程度、玉ねぎ1/8、舞茸、大葉、アンチョビペースト、にんにく

☆フライパンに入れた、にんにくのみじん切りにオリーブオイルを掛け、沸き加減のふつふつ状態を極弱火でキープして香りを立たせます。
玉ねぎはスライスしてから長さを半分くらいにカット。アンチョビペーストと共にフライパンへ。

☆アスパラ、舞茸、カニカマを加えて炒めます。
カニカマにもしらすにも塩分があるので、塩胡椒、といっても塩は気持ち程度。
ソースはこれでOK、待機します。

☆スパゲッティは1.6ミリの普通の太さ。1%くらいの塩水で指定時間の通りに茹でます。
途中、茹で汁は別の容器に少し取り分けておきます。

☆パスタが茹で上がったらざるに上げ、コンロの選手交代。先ほどソースを作ったフライパンに茹で汁を加えて温め、沸いてきたらパスタを入れ、火を止めて全体を混ぜ合わせます。
汁気が多かったらさらに加熱するなど調整。

☆器に盛り、それからしらすをどさっと乗せ、粗めの千切りにした大葉をトッピング。
最後にオリーブオイルを回し掛け、たほうが良かったですね。写真を見る限り忘れてますよね。

魚介ベースなので、タバスコではなく「レモスコ」が合いました。

瀬戸内産レモン使用のレモスコ

パスタに入れたカニカマの残りは、キャベツとスプラウトのサラダのトッピングに。
きゅうりは、冷やし中華やサンドイッチなど、必要なときに買いますが、案外使い切らんのですよね。
この日も半分弱残っていたので、スライサーで輪切りにし、塩揉みしてからお酢少々を加えて即席漬けに。

食卓に、何らかの漬物は欲しい質です。
市販のお気に入りとか、自分でよく漬けるものとかについても、今度まとめてみたいです。

YouTubeで料理の動画を観るのは好きですし、食材や料理名で、ネット検索にかけたりして、ネット上でレシピはよく見たり調べたりします。

ただ、それをそのままなぞるよりも、自分の好みにカスタマイズして作ることがほとんどです。
「濃い目の味付けが好き」
「辛いものは好きだけど辛すぎるのは苦手」
「にんにくは多めが好み」
「猫舌なのであっつあつよりは少し冷まして」
など、自身に合わせて調味料を増減させます。
食材も、食べられないほど嫌いなものはありませんが、春菊とは仲良くしなくていいや、とか、自分ではまず選ばない野菜なんかもありますので、レシピにあっても減らしたり入れなかったりすることも当然あります。

食べたことのない料理を作る場合は、最初はレシピ通りに作って「こういう味なのか」というのを学んでからカスタマイズします。こないだ、中華のエビマヨというのが美味そう、と思いましたが、食べたことがなかったので、Cook Doみたいな素を買ってきて、そこに記載されている通りの食材と分量、作り方で作りました。
どういう料理かは分かったので、次回からは自分なりに作れそうです。

もともと「だいたいこんな味に」と思ったら、そんな味にはできます。「めんつゆ」とか「ドレッシング」とか、調合された調味料をほとんど買わないのは、基本調味料の組み合わせで何となく作れるから、というのもあります。
才能というほど大したものではないと思いますが、うちの母がそういう人だったので、いいところを受け継いでくれました。

ただ、それでも料理動画やレシピをよく見るのは、単純に見ていて面白いのもありますが、バリエーションを増やしたいからですね。
自分の中からはでてこない食材の組み合わせとか、知らないメニューを日々発見できますし、意識に上ってこなかった料理を、そういえば、と思い出せたりもします。

自分なりの作り方をもっていても、他の人は、あるいは一般的には、どんな風に作っているのか、を確かめることもあります。
気になったものは実際に試してみて、やっぱり自分なりで良かったと思えば安心ですし、取り入れる余地があったら儲けものです。

この記事で紹介するレシピは、基本的に何かをコピペしたりはせず、実際に自分で作った通りに書き起こしています。
ただ、見聞きしたもののハイブリッドなので、「オリジナルレシピ」と謳うほどのものではありません。

これでお金をどうこう、とは考えていないので、そんな感じで良いかな、と。もしこの先そこそこ読んでくださる方が増えて、有料記事化を考える場合には、そこの基準はもっと厳密に定義付けしようと思います。

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