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不安神経症・パニック障害を克服するためにしたこと
こんにちは🌷하늘(hanulo0)です。
パニック発作が起きてから約4ヶ月。
発作を起こした直後は鉄剤や消化酵素を服用していましたが、今では食欲も回復して薬に頼らず食事から必要な栄養素を取り入れることができるようになりました。
最近は仕事の日以外でも外出できるようになり、昨日は車に乗って久しぶりに遠出もできました。
ここまでの道のりは長かったです。
一進一退を繰り返し、一時期は暗闇から抜け出せないかもしれないと思ったほどです。
そんな私がどのように回復してきたのか、私と同じような症状に悩んでいる方の手助けができればと思い、note.に残すことにしました。
私と同じような症状に悩んでいる方は1日でも早く回復して、もとの生活を取り戻したいと思うかもしれません。
焦る気持ちもわかります。私もそうでした。
でも回復を焦ることでさらに症状を悪化させる可能性があります。焦らず、日々の積み重ねが大切なんだと思ってください。
私もここまで至るのに4カ月かかりました。
この月日が長いのかはわかりませんが、どんなに頑張っても今すぐに症状が0になることは残念ながらありません。大切なことなので2回書かせて頂きました。
もちろん症状には個人差があって、苦手だと思う場所や状況、症状の重さは人それぞれ違うと思います。
常に自分の体調について意識を向けているうちは症状がなくなった(0になった)とは言い切れません。
私は人生で3回、パニック障害の時期を経験しています。
1回目は小学生のとき。
2回目は中学生のとき。
3回目は今年(20代後半)。
2回目から今回の発作が起こるまでは10年以上経過していたのでもうなることはないと思っていました。
そう、忘れたころにやってくる。
今後の人生もあと何回発作を繰り返すかわからない。一度パニック障害を発症してしまったら、症状が一旦落ち着いたそのあとも付き合っていくことになります。
私はこれまで一度も心療内科には行っていません。それが良いのかわかりませんが、私はできるだけ薬に頼りたくないと思っています。
同じ意見をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
それと心療内科に通うことで本当に自分自身が病気と診断されてしまうことに抵抗があったからです。
なので診断を受けたわけではないのですが、これまでの経験や同じような症状をお持ちの方の話から自分もパニック障害だろうと思っています。
現在の栄養状態を知る
まずは身体面からのアプローチ。
自分の栄養状態を知ることから始めました。
貧血や低血糖、エネルギー不足からも神経が過敏になり様々な精神症状を引き起こすことがあるからです。
不安神経症・パニック障害と診断された方は精神的なことと片付けられてしまいがちですが、内科で採血をしたら貧血と言われたなんてこともあるのですよ。
貧血は通常Hb(血色素量)で判断しますが、これだけでは不十分だと思っています。血清鉄やフェリチン、赤血球容積などをみてみたらHbは正常範囲内だけれどいわゆる隠れ貧血なんて診断されることも・・(採血する際は栄養療法に力を入れたクリニック、病院をお勧めします。)
私が働いているクリニックでもそういった女性が多いです。そのことを思い出し、私も採血をしてもらいました。
そしたら案の定貧血とエネルギー不足と言われました。
当時は真夏で夏バテから食事摂取量が減り、エネルギー不足は目に見えていました。
仕事には行けていましたが常に心配事が頭の中でぐるぐるしていて動悸や息切れ、ちょっとしたことで過呼吸気味になり、睡眠も浅くなっていました。
考え事で疲れ切ってしまい、食事も喉を通らずソファに倒れこむ日々。
身体と心が望んでいるのは栄養と休息なのにそれができませんでした。
食事を受け付けなくても食べることに意味があり、少しずつ食事量を増やしていきました。そして重要なのが自分の身体をつくるたんぱく質をしっかり摂るということです。
夏場は暑さのせいか肉を食べて胃もたれしていたのでどうしても避けがちになっていました。食後に消化酵素を飲むことでちゃんと消化してくれると信じて食べることにしました。
そうするとちゃんと喉を通るし、胃もたれもしません。
肉を食べることで貧血症状も改善され、身体の内側からちゃんと満たされた気持ちになります。薬ではなく普段の食事から必要な栄養素を摂るということがどれだけ重要なことかということに改めて気が付きました。
ちなみにオススメは豚肉です。
豚肉には疲労回復に良いと言われているビタミンB₁が豊富に含まれています。牛肉より安価に手に入れられるので家計も助かります。
今後も何かのきっかけで症状が出たとしても
栄養面での底上げができていればストレスに強い身体を作ることができます。
不安神経症・パニック障害に悩んでいる方に読んでほしい本
栄養面からアプローチした後にしたことはパニック発作について正しく知ることです。
パニック発作の正体を知らないと対処ができないですよね。今は気になる症状があればスマホですぐに調べることができます。同じような経験をした人がどのように立ち直ったのか知ることで症状改善に役立つかもしれないと思ったからです。
私もピーク時はしょっちゅう自分自身が何か重大な病気に罹ったのではないかと心配になり、調べ物をしては頭の中を堂々巡りして悪循環に陥っていたことを思い出します。
そんな時に出会ったのがこちらの本です。
ご自身が不安神経症・パニック障害だと思う方は一度読んでみてください。
この本を読むだけで不思議と心が楽になる。
パニック発作が起きた時の対処法も書かれています。私はこの本に何度も助けられました。
これ以上症状に自分の人生を振り回されないぞという気持ちになります。
発作が起きた場所を無意識に避けていた自分に気が付き、発作と場所を関連付けていただけだ、なにも怖いことは起こらないと思うことができます。
克服できたらさらに自信がついて特定の場所を避けることもなくなります。
意識を自分の外側に向けてみる
不思議と仕事で忙しいときは発作のことなんて忘れています。
反対に休日は何もしていないと考え事で頭がいっぱいで体調が悪いことが多かったです。
せっかくの休日なのに体調が悪くてやりたいことが何も手に着かないのはもったいない。無意味な考え事にこれ以上時間を無駄にしたくないと思っていました。
本当は出かけたり、ドラマを観たりしたいのに自分の体調が気になってそれどころではないといった状態にうんざりしていました。
最初にも書いた通り、回復を焦ることで余計症状を悪化させてしまうので
発作が出たら出たでそれは仕方ないと思うようにしました。
発作が起きた(起きそうな)ときはちゃんと深呼吸して、心の中で「大丈夫、なにも怖いことは起こらない。これはただのアドレナリンの過剰放出だ。」と言い聞かせるのです。
そしたら最初の頃よりも発作時間は短くなって、さらには間隔もだいぶ空くようになってきました。
ただ時間が過ぎ去るのを待つ。
そこから少しずつ体調が良い日はやりたいことをやってみる。
出かけたいなら思いきって出かけてみる。
ドラマが観たいならソファに横になってもいいから観てみる。
そんな日々を積み重ねてきたらどうでしょう。
不安な気持ちでいっぱいだったのは最初だけで、自分の外側に意識が向いているときは発作のこと自体忘れていました。
これはいい徴候だったと思います。
今では1日を通してほとんど自分の体調について考えることがなくなりました。
サプリメントの有効活用
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