年末年始に体調崩したはなし
こんにちは。하늘(hanulo0)です。
長かったようで短かったお正月休みは今日で最終日です。明日からまた仕事ですね・・
年末は院長がコロナ感染したので通常よりもかなりゆっくり時間を過ごせたのですがその分仕事はじめは忙しくなりそうです。
新しいスタッフも明日から加わるので色々な意味で大変な仕事はじめになりそうです。
実はお正月休みに入って早々体調を崩しまして・・風邪なんて滅多に引かない私が唯一年に一度繰り返すあの病。
急性低音障害型感音難聴です。
急性低音障害型感音難聴ってなに?
あまり聞きなれない病気なのでご存知ない方が多いかもしれませんが、メニエール病のめまいがないバージョンといえばお分かりいただけるかもしれません。
症状は主に耳閉感(耳が詰まった感じ)、水の中にいるみたいなボーっという低音の耳鳴りがします。それと同時に患側(症状がある側)の難聴、特に低音が聞き取りにくいといった症状があります。
私の場合いつも左耳に症状が現れます。
こうなる前の前兆は特になく、急性と病名についているだけに急に症状が現れます。原因は睡眠不足やストレス、肉体的疲労などが引き金となって耳の内耳に存在する内リンパという器官に組織液が溜まることではないかと言われています。
この症状が出ると1~2週間は耳鳴りと耳閉感がずっとしています。
今のところ回転性のめまいはない(めまいがでたらもうメニエール病です)ので日常生活にそこまで支障はありませんが、なんといっても不快です。
治療法
休養を取ることや生活習慣の改善、ストレスをため込まないということも大事になってきます。気にしすぎるとそれもまたストレスになり、症状がひどくなるのでこういったときは何かに集中できることが必要です。
薬は耳鼻科領域でよく使われるアデホス(血流改善)とメコバラミン(ビタミンB12・末梢神経障害改善)を1日3回内服します。最近は年に1回しかも年末にこの症状が出てくるので薬は多めに処方してもらっています。その時のストックがあってよかったです。年末年始救急外来受診するところでした・・
あとは効果があるかわかりませんがリンパ液が溜まっているので水分を摂ってたくさん出すようにしています。
医療の基本、患側は上に向けますがリンパ液が詰まっている耳は例外とのこと。患側を下にしたほうがリンパ液が排せつされやすいようです。これを知れずにソファで横になるときは患側を上、つまり右向きで横になっていたわけですからそれが良くなかったのかもしれません。それを知ってからはなるべく左耳を下にして寝いています。
最初の症状
初めてこの症状が出たときは大学3年生の時でした。
大学生活も後半に差し掛かり、看護実習が中心の学年で度重なる課題と慣れない環境での臨地実習やアルバイト生活にストレスと疲労が溜まりまくっていました。睡眠不足は慢性化していました。
そんなときに耳鳴りと耳閉感を自覚し耳鼻科を受診。病名を告げられました。
幸い症状は軽度だったので内服治療のみで2週間後の聴力検査では正常範囲内になっていました。この時に耳鼻科医から繰り返しやすい病気だからストレスはため込まないようにと言われていました。
大事な時にくりかえす
人生の節目ごとに症状を繰り返すようになっていました。
・看護師国家試験前
・就職1年目
・結婚1か月前
どれも本当に大事な時期に出ていますね(苦笑)
ここ2年間は決まって年末に症状が出ています。
今回は思い当たることがありました。
年末に職場のスタッフが2人退職、新しいスタッフを1人迎え新体制での診療がスタート。
その直後院長のコロナ感染が発覚。
年始まで休診となりましたが感染していないスタッフは通常通り出勤し受診予定だった患者さん一人ひとりに連絡したり、薬が切れてしまった患者さんの対応をしていました。度重なるイレギュラーな対応に心身ともに疲労は溜まっていました。
今年のお正月
晴れてお正月休みに入り、羽を伸ばそうと思っていたところ耳鳴りと耳閉感が出現し気分は一気にブルーに・・
あぁ、やってしまった。
ちょうどピークに忙しかった時に症状が出なかったので今年は大丈夫なんだと思っていましたが、休みに入った途端症状が出るなんて・・
逆に休みの時でよかったかもしれないとポジティブに考えて過ごすようにしました。
正月休みと同時にNetflixsを契約し観たかったドラマが何個もあったので気分転換で観ることに。
睡眠はいつもより多く取るようにしてドラマもそこそこ観れたので年末年始は充実していましたね。
ストレスと上手に付き合いながら生活していきたいものです。今年は症状が出ないように生活することが目標です。