導かれ…本と出合う
予約して届いた本の処理に追われている。計算違いで返却期限に追われる日々。仕事をしていないのを逆手にとって、結果的に、働いている時以上に本を読んでいる。リラックス出来ない読書生活なので、大分忙しい。仕事…していないのに…。
タイトルに惹かれて、新刊を予約した。イラストがメインの本らしい…と予想はしていたが、未就学児が読む絵本並みに、言葉が少なかった。次に予約が入っていないので、貸出延長OKの作品だが、数分あれば読めるので、先に処理する。特に印象に残らなかったが、優しい本であった。
外国の作家作品なので、訳者のあとがきが掲載されていた。訳者が携わった著者の本としては3作目らしい。前2作中1作を、私は知っていることに気付いた。小学校の学校司書をしていた時、他校の司書に紹介され、勤務校でも購入した本だ。絵が美しく、解説も興味深く、結果、世界の文化や言語の勉強にもなる本。面展していたら、借りてくれた子ども、何人かいたっけ…。
著者は思っていたよりずっと若い女性だった。あくまでネットに出ている写真を見た印象。現状からどのくらい遡るかはわからない。
私の中で、特別なお気に入りにはならなかったが、惹かれる要素には満ちているようだ。手にしていないもう1作を、今回みたいに導かれるように手に取ることがあったから、それもまた奇跡である。