飲酒という趣味
「同じような味で、カロリーと糖質が高いのにラリれない、ソフトドリンクは敵。」
朝からボヤくことじゃないけれど、私はお酒が大好きだ。別に「呑まないとやってらんねぇよ」という程のストレス社会を生きてるわけでもないし、今のところ体調不良や忙しさで飲めない日が続いても、禁断症状はでないのでアル中という程でもない。今のところ。
でも、仕事終わりはお酒が飲みたいし、休日は昼からやりたいし、晩御飯のラインナップは「酒に合うかどうか」を主体に回っている。なにがこんなにも、私を惹き付け、離さないんだろう...23にして日々のルーティーンに組み込まれてしまった飲酒という行為。
血筋はあると思う、父親側の親戚はみんな酒飲みだし、死ぬ時は大体酒絡みの死因だった。母親側は、そこまで強くはないんだろうけど、酒に寛大な家系...というか、親戚の家にいくと無限に酒を勧められる。私もしっかり血を引いてるので、弱くはない。ハチャメチャに強いわけでもないけれど、みんなが楽しくなるのを見届けられるレベルで。
そんなこんなで、当たり前に周りの大人がお酒を飲む環境で育ってきたことで、憧れもあったと思う。ハタチの誕生日には0時ぴったりに近所のコンビニにチャリを飛ばしてほろよいを買った。今じゃ「ほろよいは逃げ」なんて迷言をほざくようになってしまったけど。あれはジュースよ。
恋人がまだ恋人じゃなくて、最初に家に来た時、女と男が2人で宅飲み、というデンジャラスすぎるコースだったのに何も起こらなかったのは、私が大量に買いこまれた酒に屈さなかったからだった。同じペースで順調に缶をあけて、2人でしっかり酔って、爆睡した。恋人の「酔わせて1発」作戦は呆気なく終わった。よかったよ失敗してて。だから今があるんだし。
成人してすぐは缶チューハイばっかり飲んでて太った。そこで止めとけばいいのに、ハイボールは太らないと気づいた。焼酎、ワインの美味しさも分かるようになり、最後には日本酒が最愛の人になった。日本酒は太るので、私の飲み会コースは、生で乾杯して、気持ちよくなるまでハイボールを頼み、その先を付き合ってくれる人がいれば日本酒をやる。おっさんすぎる。しかしわりかし、これが出来る周りの人間が多いのだ...類友だから???お酒を飲みながらする話は深くてすぐ忘れる。深いのにすぐ忘れる。あの空気が大好き。あぁはやく呑みに行きたい....
ここまで書いてて思ったのは「なるべくして酒飲みになったな。」ということですね。飲める体、飲む環境。今のところ飲酒によって痛い目にあったことが、ない、くはないけど、まだ決定打がないので、こうやって酒様中心の生活を続けるんだろうな~と思う。
そもそも無趣味な人間がだから、悲しくなるくらい「これしてたら楽しい!」という時がない、強いて言うなら仕事してる時。まぁ好きなことを仕事にしたわけだから、それは当たり前なんですが、次に楽しいのは飲酒してる時...!
とんでもねぇ人間になってしまった...。でもみんな趣味にお金や時間をかけるでしょ?私は本気でお酒に向き合っていきたい。
ということで、今の仕事を極めて、結婚して、子供を産んで、立派に育てあげた後のセカンドライフではスナックのママになって、好きなお酒と、オシャレと、おしゃべりを極めるという壮大な夢に至りました。セカンドライフにたどり着くまで元気に生きるぞ。絶賛スタッフ募集中です。
(タイトルの所の画像は“映え”と“酔い”のいいとこ取りを目指したヨーグリートストロベリーソーダです。)