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半音上がった人生を。

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半音上がった人生を。

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絶対女の子がいいな

「可愛い」への執着が昔からエグい。 親からの愛情を一身に受けて育った私は 「可愛い」側の人間だと思って幼少期を過ごした。 小学生時代は、人生最大のモテ期で、毎年何人もの男の子に告白されてたし。告白されても返事しないみたいな、無視する、みたいなのが多くて、ほんと、ごめんなさい今考えたらクズすぎる。でも全部断ってたのは、ずっと好きだった男の子が居たからで。 その6年間ずっと好きだった男の子に卒業式に告白して振られた。百戦錬磨だった私(12歳)はなんのギャグかと思ったし、「え?こ

    • いつの間にかママになってた

      2023年8月14日 9時半 健診予約 11時半 診察スタート 子宮底39cmは双子サイズ 産んだ後の子宮の戻りが悪くなるかも 本人も3500は余裕でありそう 出にくく、大変なお産になるかもと言われる。 先生にそもそも土曜に通常の健診来といてと怒られる。お盆入っちゃうし、お盆明けは混むし...台風のさなか大出血が起きても困るし...など ちょっと考え方が甘いよ!など ボロくそ言われつつ、もはや知るか!ってなる内診で子宮口4cm 途中で今日産んどくか?と聞かれ、入院決定。

      • 私の役目

        久々にnoteに投稿しようと思ったのは、そろぼち余裕が無さすぎて大事な人を傷つけちゃいそ!って思ったから。 余裕がない。とにかく余裕が無い。日々ゲリラ豪雨より激しく降りかかる理不尽を、しゃーなしな!で受け流せない。それを愚痴って人に不快感を与える。ぐらいならばと、酒で流し込む。そしてまた仕事にいく。攻撃喰らう。防御!ではなく回復しか使えない。自分を守ってられない。自分よりも、仲間を守らなきゃ。私より心血注いで仕事してるあの人が、私より不安でいっぱいで藁にも縋る気持ちで私につ

        • 今から帰るよの罠

          「今から帰るよ」と恋人からLINEが入った。 今から帰る、ということは現在地から自宅まで真っ直ぐ寄り道せずに帰って、20分程でただいまとドアを開ける、ということだと思うのは私が愚かなんだろうか?いや正しいはず。 20分後にはご飯が食べれるように準備をしておきたいと思う。疲れて帰った彼に、美味しいご飯を食べられる環境を、一人の時間になるべく整えておきたい。これは愛であり私のこだわりでもある。端的に言ってしまえば仕事のトロい人間が苦手な私は、他人はさておき自分はなによりも効率的

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        絶対女の子がいいな

          お別れの準備なんかできん

          実家のうさぎがもう長くは生きられない。 全ての命には限りがある。そんなことはもう分かってる。でもこうやって文字にするだけで、どうしようもないこの事実に、どうしようもなく悲しくなってしまう。 私が中学2年生の時に我が家にやってきた小さな子うさぎは、半年もしないうちに子うさぎとは言えない大きさに育っていた。 ネザーランドドワーフという、うさぎ界では1番小さな品種で有名なうさぎは、成長しても1キロ程度の体重にしかならないはずだった。がしかし、初めて連れていった動物病院では1.5

          お別れの準備なんかできん

          浮気の国際基準作らない?

          お友達の彼氏は、年上のバツイチ。 もう2年以上ひっついたり離れたりを繰り返してるけど、毎度毎度離れる原因が 『元嫁と今も会っていること』 彼の言い分としては 「元嫁はビジネスパートナー(実際今も一緒に仕事をする機会があるらしい、真偽は不明)」 「特別な感情はないからセーフ」 前者は、個人的には「まぁ聞いてやらんでもないか...」という感じ。元嫁としかできない仕事があって、それが彼の魅力を引き出してくれて「100%のパフォーマンスは彼女としかできないんだ!!!」と言われると

          浮気の国際基準作らない?

          飲酒という趣味

          「同じような味で、カロリーと糖質が高いのにラリれない、ソフトドリンクは敵。」 朝からボヤくことじゃないけれど、私はお酒が大好きだ。別に「呑まないとやってらんねぇよ」という程のストレス社会を生きてるわけでもないし、今のところ体調不良や忙しさで飲めない日が続いても、禁断症状はでないのでアル中という程でもない。今のところ。 でも、仕事終わりはお酒が飲みたいし、休日は昼からやりたいし、晩御飯のラインナップは「酒に合うかどうか」を主体に回っている。なにがこんなにも、私を惹き付け、離

          飲酒という趣味

          「服を畳みたい」という願望

          仕事が休業になって、丸1ヶ月が経った。 最初は正直「やっと休みになった」という喜びが大きかった。京都は最初の緊急事態宣言対象から漏れて、そこそこの人が居るのに、そこそこの店が通常通り営業。私たち一般社員は会社の指示を待ち、会社はショッピングモールの指示を待ち、ショッピングモールは国の要請を待っていた。 今の職場は、自分の適正に合わせて選んだ天職だ。教育大に入学して先生になるはずだった私は、1回生の時から続けたバイト先であるアパレル企業に就職した。職場の人にすら「勿体ない」と

          「服を畳みたい」という願望

          人がおいしそうに食べているのを見るのが好きだ

          とはいうものの、私は料理人ではないし、ましてや飲食業で働いたこともないんだけれど。 恋人にお付き合いを申し込もうと思った決め手は、いくつもあるけれど、「私の作ったご飯を美味しく食べてくれる」というのがとても大きい。そんなの当たり前だと思った人に言っておくけれど、あなたとても恵まれてるよ。 過去の話をすると、恋人が眉毛を書かれた犬のような顔をするのでなるべく避けたいけれど、私のかつての恋人は、私の作った料理に、端から端までケチをつけた。「おいしい」という言葉を聞いたことがな

          人がおいしそうに食べているのを見るのが好きだ

          推敲してて思うけど、やっぱりこれガチ恋やん

          やっぱり何事も生が1番だ、とLINEしようとした手を止めて、思う。 生で会いたい。「早く外飲みしたいですね」なんていいながら、別に外でも家でも、本当はどこでもいいのだ。あなたに会えるなら。あのフワフワでモチモチで、白くて外見は、すべっとしていて、ここまで書いたらポン・デ・リングみたいな、あの人に。 大体、もう四六時中連絡をとっていたい、なんて思う歳でもないし、そもそもそんな間柄でもない。オンライン飲み会はこの自粛期間で2度程したけど、より会いたみを募らせるだけだった。

          推敲してて思うけど、やっぱりこれガチ恋やん

          5月の匂い

          私にとっての5月の匂いは、みんなにとってのゴールデンウィークや五月病のイメージとは違う、新生活のワクワクの匂いだった。 2年前の5月に実家を出て初めて一人暮らしをした。過保護な父が「駅から近くて治安のいい場所2階以上の部屋」という条件提示をし、当てはまったのはあの部屋だけだった。京都駅の近くで、最上階9階の角部屋は、大学生の一人暮らしにはかなり贅沢だったと思う。 それでも、家賃は周辺の家より抑えめで、その分設備はそれ相応のものしかなかった。都会のよくあるワンルームでの初め

          5月の匂い

          私の神様をみせるよ

          最近ではもう、「大森靖子」という文字列を見るだけで、崇めたくなる病にかかってしまっている。 靖子ちゃんに出会ったのは、高校生の頃だと思う、たぶんYouTubeかなんかで、おすすめかなんかで流れてきて、思い出せない、やばい、全然思い出せない。好きなのに。いつの間にかずっと前から好きだった。好きとかいうレベルじゃない、私の人生(笑)を司り、導く人になっていた。 最初はよく分かってなかった。ミーハーになりたくなくて、みんなと同じものを好きだと言えない人間だったから、大森靖子のネ

          私の神様をみせるよ

          作り上げたものをぶんぶんぶつけ合うパートナーになりたい。

          恋人がいます。それはそれは変わった人で、私の今までのちっぽけな恋愛体験ではとてもじゃないけど型にはめられない人です。 そもそもこの人と恋愛をしているという感覚は、正直出会った時からあんまりなくて。いやそりゃめちゃ滅茶に好きなんですけど、どれぐらい好きかというと、尊すぎて産めます。言語化不可能なので、あまりいい例えが浮かびませんが。 今までのそれとは明らかに違う体験を毎日している感覚...スリリングでハッピーです。私はホラー映画とか、ジェットコースターとか、自ら己に恐怖を与

          作り上げたものをぶんぶんぶつけ合うパートナーになりたい。

          グッバイ・マイマリー

          彼とのお酒は楽しかった。彼の家から徒歩30秒のところにある、居酒屋で、毎晩のようにレモンハイを浴びた。灰皿は各々に1つずつあって、彼のペースに合わせて、たくさんのタバコで肺を汚した。顔を覚えられるぐらい通ったあの居酒屋の店員は、私たちの事を、ごく普通のカップルだと思っていただろう。毎晩のように一緒に来て、同じマンションに吸い込まれていく。 私たちは他人から見ればどこにでもいるカップルで、実際に二人はそこから1番程遠い場所にいた。私はいつまでもずっと、彼に片想いで、彼もまた代

          グッバイ・マイマリー

          左耳

          「そうだ、死んだことにしよう」 通勤途中に好きなバンドの曲を聴きながら、もはや面影が思い出せないくらい、長く会っていない“好きだった人“のことを思い出した時に強く思ったのだ。 実際もう会うこともないのだけど、どうもこの世に彼が存在していると思うと、1mmの確率で「どこかで会う事があるかもしれない」という思考に陥ってしまう。そうなるともう大変で、その日に備えて、毎日可愛くいなきゃいけないし、触れられてもいいようにスタイルを維持しなければならないし、彼氏がいたら先に進めないか

          左耳