noteの好きなところ12
「人の日記が読みたい」という三毛田さんの記事を見て、わたしの心の日記コレクションを思い浮かべた。「合法に人の日記を読める」たしかにいい時代になったもんだ、と共感しながら読み進めていたら、突然小さい虎が飛び出してきた。果たして小さい虎とは一体、、、と寝ても覚めても小さい虎が気になって気になって仕事も手につかなくなりたくない人は、ひとまず三毛田さんの記事を読んで、小さい虎なるほどーとなってから(ならない)先へどうぞ。
あ、わたしの心の日記コレクション、紹介してもいいでしょうか。します。
ずいぶん前から日記を盗み見させて頂いていたのだけれども、最近はピアノに向き合う熱量がすごいなーと思いながら読ませて頂いている。ハノンという基礎的な(ともすれば退屈な)教本をルーティンに取り入れておられるところにも感銘を受ける。丁寧に一曲一曲に向き合っておられるところがほんとうにすばらしいと思う。わたしは弾いてみたい曲を最初の16小節くらい弾けるようになったら飽きて次に進む傾向があるので反省しきりだ。もちろんハノンは数年来開いてさえいなかった、が、文月さんに感化されて最近はハノンも開いて弾いてみたりしている。粒を揃えるのって難しいんだぞ。どの日の日記を開いてももれなくいい。日常に、ドラマに、仕事の愚痴に、外食に旅行にピアノにと、話題も実に豊富。「職業遍歴。」や「ソロ戦争」などの日記以外のマガジンシリーズも実に面白い。(沈黙のパレードをまだ見れていない。え、となって、え、となって、え、っとなれていない。早く観たい。)
次はこちら。
毎日べろんべろんになって大丈夫かしらと心配にもなりつつ、今日もどうかべろんべろんであってくれぃと願いながら読む日記。ここまできたらべろんべろんになっていなかったら逆に「どうした!?」となってしまうなきっと。わたしの記憶の限り、べろんべろんになっていなかった日は今のところないです。もれなく毎日べろんべろん。固定記事を読んでいたら沼にはまってしまって日が暮れるのでお気をつけて。日記のタイトルが短歌になっているのがポイント。声に出して読みたい日本語です。
次はこちら。
数日分をまとめて書かれた日記も好きなんだよな。人と会う日と一人で過ごす日の緩急のコントラストがなんとも鮮やかでドラマを観ているようだ。食べたもののことを詳細に書かれていたりして食欲が刺激されることこの上ない。そしてお酒を飲みたくなる。あと、フェイラーのコレクションがとんでもなく素敵だった。この記事の中でアホほど長いとおっしゃっている好きなもの100個の記事も大好き。好きなものを100個挙げる選手権では、わたしの中でぶっちぎりの優勝。大会新記録で。何度繰り返し読んでも飽きないってすごくないですか。
最後はこちら。長瀬さんのゾロメ日記。
長瀬さんの文才にほれぼれ。例えば11月4日(金)の日記、なんてことのない日常の出来事をこんなに素敵な小説のように文章にできるってなんて尊いことなのだろうと思う。
通勤途中の電車の中でもnoteを読んでばかりいて、FPの勉強がすっかり疎かになってしまい気がつけば1月22日の検定申し込みが始まっていた。だめだ。間に合わない。やるときはやる女は諦めも早いので、1月の試験はスキップすることに決めた。スキップというかもうこうなったら無期限先延ばしだ。自己研鑽ですからね、やりたいときにやればいい。ほら、人にはバイオリズムというか、波みたいなものがありますでしょう?わたしにとってFP2級の受験は今じゃない、という感じ。またいつかわたしの中の大人しいチャレンジ精神が暴れだしたらその時に受けることにしよう。なんてったって受験料が11,700円もするからね。中途半端な覚悟では申し込めないんだよね。(長い言い訳)
そんなわけでこれからはFPのテキストは家で時々読む程度にして、電車のなかでは心置きなくnoteを読んでいこう。肩の荷が下りた。