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かわいい靴下と折りたたみにくい傘

この秋、靴下にはまっている。①制服がない職場で服装が自由(オフィスカジュアル)、②くるぶしまでかかるマキシ丈のスカートやワンピースを好んでいるというわたしの性質、③一年中この気候が続いて欲しいと思える気持ちのよい靴下日和が度々発生、という条件が奇跡的にかみ合って(わたし)史上最大の靴下ブームが(わたしを)席巻。ブームを巻き起こすきっかけとなったのはゆうなってさんのこちらの記事。わたくし製品開発秘話的なものが大好物なのでございます。

素敵ぃ!ベロア素材の濃い茶色のパンプスにネイビーの靴下(お花のデコレーションが華やか!)のコーディネートに一目ぼれしてしまった。訪問先のオフィスで椅子にかけてあるカーディガンを見てから姿を見たこともない彼女のことが気になって仕方がないとか(病気だよ)、写真に写り込んだ指先だけを見て恋に落ちたとか(ちょろすぎぃ!)、残されたメモの達筆さに惚れたとか(わかる!)、顔も知らない取引先の人を電話の声だけで好きになったとか(わかるわかる!)、そういう現象の仲間かもしれないと思って書いてみたけれど、全然違ったのでこのセンテンスは読まなくていいです。

会社の帰りに早速靴下屋さんに立ち寄って目当ての一足は迷わずゲット。穴があいても片方が行方をくらましても履き続けられるように、靴下は同じものを複数セット所有するのが賢いカスタマーだとの過激な思想に傾倒しかけていたけれど、ここではその思想を封印し、迷いに迷って柄違いの3足をセレクトして大事に大事に持ち帰った。で、次の日から早速履いてみているのだけれども、わたしのような垢抜けないもの(個人の感想です)が足を入れても変わらず素敵。職場で同僚のNさんに「うわぁ!なんて素敵な靴下!かわいい〇〇さん(わたしのことです)によくお似合いです!」とは言われなかったけれど、靴下がかわいいというだけで自分までかわいくなったような気持ちになれるので、かわいい靴下を愉しむという文化、大変オススメである。

職場で履いているバレエシューズもずいぶん足に馴染んできて、当初感じた窮屈感をまったく感じなくなってきたことも靴下文化を存分に愉しめている一因に違いない。マキシ丈ではなく、ひざ下丈とかミモレ丈のスカートを履く日には靴下ではなくストッキングもしくはタイツを履くというマイルールがあるので、靴下を履くのは週に2~3回だと見込んでいたけれど、靴下履きたさのあまり毎日マキシ丈ばかり選んでしまい、3足では心許ないのでさらに2足買い増して、5足の超絶かわいいフロート編みの靴下達が日々活躍中。なお、年齢的な事情と悲しいほどの脚の太さのため膝の出る丈のスカートを着用することは法律で固く禁じられている。

さて、王手をかけた鈍器シリーズのその後をもしかしたら気にかけてくださっている方がいらっしゃるかもしれないので、進捗をご報告申し上げます。

自分で設定した待ちぼうけ期間が原因か、退職された方の後を引き継いだ仕事のやり方で自分なりにちょっと迷ったり悩んだりしていたせいか、長く続いた強読書モードが急に弱読書モードに切り替わってしまったのである。まったく読めないことはないけれども、スピード感と情熱が強読書モードを発動していたあの頃と全然違う。一章を平気で100ページとか200ページで刻んできたこれまでのスパルタ京極堂シリーズと違って、今読んでいる『鵼の碑』は少ないところだと20ページくらいで章が区切られているところもあるくらい細かい刻みがありがたく、毎日一章ずつ読み進めたりしなかったりして、今ちょうど半分くらいまできたところ。強読書モードであれば残りの600ページくらい土日で余裕で読破できそうなところ、なにしろ制御不能の弱読書モードで稼働中なので、どこまで読み進められるのかは自分でさえもわからない。文中に太字を使ったことがなかったような気がするので、今後各種カッコの多用を防止する一助になればと思い太字を実験してみたもので、特に太字に意味はないということをお伝えしたく書いております、このセンテンスも読み飛ばしていいです。安心してください、ぬえはいしぶんでおります。

息も絶え絶えになりつつもなんとか夏を乗り越えたようだ。サンバリア100の長傘Lと2段折に守られて。置き忘れ防止のために購入した2段折は折り畳んだ状態でも43㎝となかなかの長さで、畳む労力に対するコンパクト加減が足りないので(個人の感想です)、置き忘れを予感するようなよほどのことがない限り折り畳むことはなく、長傘Sと長傘Mの中間くらいの長傘Lよりもコンパクトな長傘として使っている。しっかりコンパクトになる折りたたみ傘として3段折が欲しくなっているのですがどうしたらよいでしょうか。3段折は畳んだ時の長さが25㎝なんですって。

折りたたんだ時の長さは、短い順から「3段折」「2段折コンパクト」「2段折」となります。折りたたみやすいのは「2段折」と「2段折コンパクト」です。

3段折は折りたたみにくいということ?

2段折でさえも決して折りたたみやすいということはなくて、当たり前に折りたたみ傘を畳むのにかける労力がかかるのに、折りたたみやすさを諦めてコンパクトに振り切った3段折を買うべきか、買わざるべきか。折りたたみにくさの度合いがどの程度のものなのか。ぬえはいしぶんでおります。

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