趣味を仕事に活かしてみた
この記事を開いてくれた皆様
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
hanon(はのん)です。
私は食べることが好きで、その延長戦で料理も好き。
美味しく調理できた時の幸福感は何度味わっても飽きることがない。
もともと実験することが大好きなこともあり、
レシピを見ても材料と一通りの工程を確認したら
そのあとは自分の記憶を頼りに調理する。
たまに冷蔵庫の中にある限られた食材で、
どう組み合わせたら美味しいものが作れるのか考えるのも楽しい。
一度作ればレシピは覚えるので、場合によってはアレンジしまくる。
ちゃんと美味しくできるのでそこはご安心を。
ときどき料理できない、苦手だという人がいる。
もちろん、私の職場にもいる。
私は両親ともに家事をするし、料理もする家庭で育ったので
男性でも料理ができるほうが生きていく能力は高いと思っている。
今勤めている職場は「放課後等デイサービス」。
障がい児通所支援施設である。
発達障害児から身体障害児まで対象となる障害範囲は広いが、
私の職場は比較的軽度の児童が多い。
学習支援やメンタルケア、ソーシャルスキルの向上、身体機能の向上等、
支援している内容も多岐にわたるが、私が担当しているプログラムのほとんどが「料理、おやつ作り」。
この子達が自立した時に、食べることに困らないように。
手先の訓練や臨機応変に対応する力も身に付くようにと、
・言葉で使用する材料や調味料の説明
・調理工程の説明
を行い、職員が必ず付き添いつつ一から調理を行っている。
煮物、揚げ物、焼き物、なんでも挑戦するようにしている。
そんな中で時々驚くことが
「これ食べたことないんだよね…。美味しいの?」
という発言をされること。
厚焼き玉子や目玉焼きを食べたことがないと発言する子もいた。
家庭環境や親子関係を知っているから、つい納得してしまうこともある。
私たちは万能じゃないし、本人の今を取り巻く環境や人間関係等すべてを改善することはできない。
それでもこの子達が歩んでいく道を、少しでも良いものに変えるチャンスを作ったり増やすことはできる。
選択肢の幅を増やすお手伝いはできる。
そのためにも「料理」という、生きるために必要な「食べる」に直結する行為を練習させたい。
自分で作るごはんっておいしい。
この食材があればこういう料理が作れる。
など、生きていくうえでの知恵を身につけることの重要性を知ってほしい。
これはあくまで私の願望だけど、
「料理をできるようになってよかった」
と将来この子達が気づいてくれたらいいな。
そして子どもたちが一所懸命作るごはんは、
たとえ焦げたり、ちょっと失敗しても美味しい。
今週はどんなおやつを作ろうかな。
ここまで読んでくれた皆様に
とてつもなく良いことが起こりますように♪
ありがとうございました^^
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