趣味旅行は個性ではないのか?
マッチングアプリをしていてふと気づいたのが、
みんなが旅行が好き、趣味は旅行です、と言っているということだ。
私も特別に旅行が好きな人間だと思って生きてきた。
だが、皆がプロフィールに旅行が趣味と書くから、もしやこれは個性ではないかも、と思い始めた。
「旅行お好きなんですね!僕もです」
というやりとりが多く、うん、みんな好きだよね…全然特別なことじゃないよねと思うようになった。
そこで気づいたのが、皆が好きだから好きと言わなくなるのではなく、自分が好きなことにどう向き合っているかを大切にしたいということだ。
私の場合は、中学生の頃、海外旅行の話を沢山してくれた恩師に影響を受け、「旅とは自分の視野を広げるもの、実際に目で見て感じ、現地でしかできないことをしたい」と常に思ってきた。
そう、旅行=旅であり、自分の世界を広げてくれるものだと思ってきた。
私はこれまで、32都道府県を訪れ、いずれ47都道府県制覇したいと思っている。
綺麗な景色は直接見たいし、東京大阪博多より、伊勢志摩や金沢、岐阜といった新幹線ですんなり行けないけど見所満点な中間都市に好んで行きたがる。
旅バイトもしたし、行かなきゃ分からない、馴染みの薄い地方をもっと知りたいと思っている。
こんな感じで、◯◯が好き、のその先の、自分なりの捉え方、楽しみ方を大切にしていきたい。