職人さんから学んだ・・・
今日は珍しく来客が多くて、たくさん話したな!と感じた繁盛工房です🤭
今日のテーマは「人付き合い」です。
昔のこと・・・
現場監督していたので、
毎日職人さんと触れ合ってました。
職人さんという人種は、
気難しくて頑固で真面目で真っ直ぐな人達です。
彼らが一番嫌がるのは、
手戻りすること。
一度指示を出し、施工したことをやり直すこと。
それだけ自分の仕事に誇りと自信を持っている。
そんな職人さんにお願いすると・・・
「なんだよ、ちゃんと調べてから言えよ!
ったくよ〜、仕方ねえな〜!」
凄く怒るし文句も言う・・・
でも、最後にはやってくれる!
これは僕の知る出来る職人さんの共通点!
一度言った事があります。
「もう、どうせやってくれるんだから、文句言わなくていいじゃん〜笑」
答えは、
「バカ言え、やるかどうかは頼む人次第だ!」
えっ?そうなの?
何度もそうだから、てっきり誰にでも同じかと思っていたら、ウチの先輩の頼みは絶対聞かないと言ってた笑。どうりで先輩から「言ってきて」と頼まれるわけだ笑
その理由は・・・
何を依頼されるかではない。
誰に依頼されるかだ!と言う。
もちろん仕事なので、
依頼を受ければ必ずやるのは当然。
でも手戻りと、急な依頼は別物と。
そして普段の人付き合いでそれは変わるのだと。
優しいとか、融通が聞くとかではない、
その人の仕事に対する取り組み方や姿勢を見てると。
元請け下請けとか関係なく、尊敬しあって付き合えるかだ!
「おまえは良くやってるよ、だからだ」
それを言われた時は、感動した、
ちょっとウルって来るくらい嬉しかった。
怒るのも文句を言うのも彼なりの指導だった。
やらないと言われた先輩は・・・
めっちゃ話し上手で明るく、誰とでもすぐ打ち解ける!
そんな先輩だった。
僕はコミュ力高い人だと思っていた。
でも気付けば職人さんはソッポ向いてる。
別な先輩にそんな事があったんですよ〜って話たら、
当たり前じゃん、職人さんは見る目があるんだぞ笑って。
いやいや、気付いてるならその先輩に言ってあげないの?
実は何度も話してきた、今も言ってる。でも直らん。
今では仲のいい職人さんとしか話さない・・・
直らんのよ・・・
人付き合いって、
仲良く話すことではなく、
お互いを尊敬し会えること。
そんなことを気付かせてくれた出来事でした。
最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。