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オススメされた本って読めますか?

皆さんは「こんな人にオススメの○冊」とかってSNSなどで紹介されている本を読んだことがありますか?
そして、その本面白かったですか?読めましたか?

本の難易度は幅広い

実は、大抵の人がSNSで紹介されている本が読めない、面白くないのです。
なぜなんでしょう?
SNSで紹介している人がまず、どれくらいのペースで本を読むのか、どんなジャンルを読むのかわからないからではないかと思うのです。
読むペースが同じ程度じゃないと、やっぱり文章の理解度って違うんです。
買ってみて、読めずに「積ん読(読まずに積み重ねている本)」しているものを、しばらくして開いてみると、買ったときより読みやすく面白く感じることありませんか。
それは、たくさん本を読んで知識をつけたり、言葉の表現の理解がすすむからなのです。
自分がどれだけ本を読んで、「本の読み方を習得したか」「自分がどれだけ経験と知識をつけたか」が読める本を決めます。
どの本もその分野を専門にしている人が書くもの。ある程度の知識があることを前提として書いているものが多い。難しい分野ほど、「小学生でもわかる」と書いてあるようなものから入ると良いのはそういう理由。
表現の仕方でも読みやすさは変わってくるものです。なので、小説などでも読める作家さんとそうでない作家さんがいるのはそういうことです。

積ん読でも良いじゃない

そういうわけで、人が紹介してくれて買ったは良いものの、読めない、面白くないと思っても良いんです。
そこで手放すよりも、読めるようになるまで温めておくのもおすすめ。
なぜなら、読めるようになったときに「やっとこの本が読めるようになった」と成長を実感するから。
読めるようになるまで、いろんな本に寄り道するのも自分の知識だし、経験です。

私の経験した「読めない本」

まずは、本好きのお友達にもらった本。
その子は読む量が半端なかった。1年で500冊以上読んでたと思う。今考えれば、どういう時間の使い方しているんだろうと思うんだけれども。
そんな子に、面白いよって薦められた本が読めなかった。そんなにマニアックな本でもなかったのに。
むしろ、人気がある作家さんなんだなと思ったぐらい有名だったと思う。
まだまだ、自分の読む量が足りてなかった。

次は好きでずっと読み続けていたシリーズ。
セカンドシーズンみたいに成長した話に変わって、面白くなくなった。それでも好きだから買って読むだけ読んでた。
しばらく時が過ぎて、引っ越しの時に読み返したら、めっちゃ感動して泣いてた。
自分の心の成長が追いついていなかったことが判明した。
多分5年ぐらいは経ってたと思うけど、そっからセカンドシーズンを全部読み返した。面白かったー。

哲学の本って読めるようになるんだろうか?
超簡単、入門、とかでも全く意味がわからん。
でもね、これは「難しく書くこと」がかっこいいとされていた風潮があるからなんですって。
だから、ふんわりわかるようになれば良いと割り切っている。

そんな経験をしながらたくさんの本を読んでます。

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