どれだけ「満足」していても、「最高」だとは限らないという話。
そうは言っても、「教師は、それなりの自由がある仕事だよなぁ。」と思っているJUNです。
#そうは言っても ?
本日は、「満足度」について話題とします。
これまでの記事でも話題としてきましたが、ぼくたちが「満足度」を上げるために絶対に必要なのは、そう、
「コントロール感」
でございます。
「コントロール感」をざっくり説明すると、
「自分で選んでいるという意識」
が、ぼくらの「満足度」を挙げてくれるのです。
#反対言葉は 、やらされている感?
ちょっと、本題からずれますが、こんな記事も発見しました。
こんな前提をふまえつつ、「選択さえすれば、何にだってなれるんだ!」という熱い内容を書き記しておこうと思います。
▼「満足度」が高くても「最高」だとは限らない?
人間は、「とにかく変化を受け入れたくない生き物」です。
「できれば自分の予想がつく範囲でぬくぬくしていたい。」というのが、本能的な本音。
#だって予測不能 =命の危険という時代もあったから
しかし、人間のおもしろいところは、「安定しすぎると満足できなくなり、幸福度も下がる」というところ。
「悩まない”こつ”は、忙しくしていること。」なんて言われますよね。
「悩み」とめちゃくちゃ相性がいいのは、「ひま」なのです。
かといって、「なんでもかんでも引き受けてぱんぱんの状態」であるのも精神衛生上よくない。
いや~本当にバランスをとるって難しいですよね。
だからこそ、「自分が選んだチャレンジングな仕事を自分のペースでできる」という状況が、最高に「満足度」が高いわけです。
ちなみに、「社員満足度が高い職場」として思い出されるのは、みんながお世話になっている「Googleさん」でしょう。
きっと、「20%ルール」なんて聞いたことがあるでしょう。
「業務に関係なく、自分のやりたいことに20%分チャレンジしよう!」
みたいなもの。
「Googleさん」だけでなく、いろんな会社が取り入れているということは、この「あそびの時間」で革新的なアイデアが生まれているということでしょう。
#たしか最初に取り入れたのはあの ”ふせん”の会社
このような話を聞くと、
「自由な社風が、社員満足度を高めているんだろうなぁ。」
と思いますよね。
もちろん、そのような側面はあるでしょう。
しかし、「そうとも言えない」という事実もあるのです。
イェール大学教授、エイミー・レゼスニエウスキーさんらは、「Googleさん」から職務改善についての相談を受けました。
改善を求められたのは、Google社の中でも自由裁量が少ない「営業部門」と「管理職」でした。
調査をしてみて分かったことは、
ということ。
「ほら、やっぱり自由な社風が・・・。」と言いたいところですが、ちょっと違った結果が出ました。
なんと、
と、とらえていたというのです。
「既存のやり方を受け入れる」なんて、ちょっとイメージが違いますよね。
「まぁ、社員がそう言っているんだから、まっ、いっか。」ということにしなかったのは、「Googleさん」のすごいところ。
「Googleさん」は、社員の凝り固まった考え方を解きほぐすために、積極的にワークショップを行い、
というのです。
その6週間後。
というのですから、おどろきです。
大切なのは、「従業員が不満を抱えているからワークショップが行われたわけではない」ということ。
そう、むしろ「従業員は、Google社に対して愛着をもち、日々の業務に満足していた」のです。
しかし、「満足している」ということと「生産性が上がる」ということは、イコールではないのでしょう。
だからこそ、「居心地のよいぬくぬく空間」にずっと滞在するのではなく、
「積極的によりよい変化を求める」
という心がけが必要であり、そのような「選択」を自らに課している人は、
「幸福度が高まる」
のです。
ぜひとも、自分の生活をふり返りつつ、20%チャレンジを取り入れてみてもよいかもしれません。
▼まとめ。
本記事では、「満足度が高いからといって最高とは限らない!」という内容を書きました。
「時代」は常に変化していますからね。
「自分」が「変化しない」というのは、「退化している」とも言えるのです。
これからも、共に「変化」を楽しんでいこうではありませんか。
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