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子どもの「文章ぎらい」は生活スタイルから?「じっくり深く学ぶこと」ができなくなる理由とは。

「本を読むこと」を何よりも最優先しているJUNです。

夏休みに入り、子どもたちはいかがお過ごしでしょうか。

「親御さんからしてみれば、だらだらしないで本の1冊でも読んだらどう?」と言ってしまいたい衝動にかられたりしませんか。

本記事は、そんな内容。

「本を読む」ということは、「知識の獲得」から「想像力」にまで様々なメリットがあることは言うまでもありません。

しかし、そんなメリットがあると知っていても、

「本?いや別に読まないけど。」
「あ~無理無理。すぐあきちゃって。」

という子どもさんは、意外と多いですよね。

その理由は、様々だとは思いますが、実は、

「生活スタイルが関係しているかも。」

なんて報告があるのです。

ぜひ、「生活スタイル」を見直すためにもこのまま読み進めてくださいね。

▼じっくり考えることができなくなる生活スタイルとは。

そういえば、こんな記事も書いていました。

10年以上、子どもたちとかかわってきましたが、子どもたちが変化していることは間違いありません。

その変化を下支えしているのは、「生活スタイルの変化」でしょう。

人類史上便利さの極致に達した反面、デメリットもあるのは当然のこと。

さて、本日ご紹介するデメリットは、

「長い文章が読めなくなってしまう。」

というもの。

これは、研究者のケプ=キー・ロウさんらが確かめた、

「複数メディアを同時に消費する頻度の高い人ほど、前帯状皮質の脳細胞が少なくなる。」

ということを根拠として語られています。
#NEWSDIET

「前帯状皮質というのはなんじゃい?」ということなのですが、簡単に言うと、「注意力や衝動性のコントロール」をしている場所です。

ということはですよ、そんな大切な脳細胞が少なくなるということは、本なんて読むのはもっての外。

だって、

「長文を読むのが耐えられない!」

のですから。

そしてそして、

「じっくりと深く考えることも難しくなる。」

と言えるでしょう。

余談ですが、

「読書は注意力のコントロールに役立つ。」

なんて言われています。

本を読んでいるつもりでも叙述から思考がそれてしまい、「あれ?どこを読んでいたっけ?」とか、「読んだつもりになっていて、全然内容が入ってこなかったな。」なんてことがありますよね?

そんなとき、「あっ、今注意がそれた。」と気づき、再び注意を叙述に戻す。この作業が、注意力のコントロールに役立つのです。

もっと言うと、読書は、「ストレス解消」にもなると言われているので、いいとこ尽くし。

と、読書をごり押ししたところで本題へ戻りましょう。

現在の「生活スタイル」を振り返ってみてください。

明らかに、子どもたちの「生活スタイル」は、「多様なメディアの同時進行」が進んでいると言えるでしょう。

ぜひとも、「じっくり考えられる能力」を大切にできる時間を確保したいものですよね。

▼まとめ。

本記事では、「じっくり考える力をつけるためにも、ゆっくり読書習慣を!」という内容をまとめました!

手軽で素早い情報消費に追われているからこそ、たまにはゆっくりじっくり考えることも楽しんでみてくださいね。



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