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「過去」や「未来」を気にする前に、「今」を大切にしようという話
「子どもの未来を地域で応援するシステム」をつくろうとしているJUNです。
言うまでもなく「未来」は「今」の連続性です。
だから、充実した「未来」を望むのであれば「今を大切にしようね」というのがお決まりの流れなのですが、本記事ではもう一歩ふみこんで、「今の自分を大切にしよう」という視点で書いていけたらと思います。
▼「過去」は、「今」のあなたに影響される。
過去にこんな記事も書きました。
ざっくり解説すると、「過去を思い出すときには必ず『今』というフィルターがかかるよ」というもの。
例えば、「不登校だった過去」を思い出すときに、今ではわりとラフな感じで話をすることができるようになりました。
それは、ぼく自信が「不登校」という事象を肯定的に捉えているからこそ。万が一、今でも後悔しているのであれば、「不登校」について語るなんてことはできないかもしれません。
このように、「過去の思い出」は、「今」のあなたの状況によって判断されているのです。
▼「過去」だけでなく、「未来」もね。
この「今に引きずられてしまう現象」は、「未来」に対しても有効。
例えば、友達とけんかをして気分が落ち込んでいたとしましょう。
そんな様子を気にかけた親御さんが、「そんなに落ち込まなくても大丈夫だよ。そういえば、今週末修学旅行だよね?楽しんできてね。」と言ったとしましょう。
しかし、気持ちが落ち込んでいたあなたは、「もう修学旅行いかない。」なんて極端なことを言い出したことはありませんか?
もちろん、修学旅行本番には、気持ちもすっかり元通り。楽しい思い出をたくさんつくって帰宅したのでした。というめでたし展開になるのですが。
例にあげたような極端な判断は、「今」の感情で「未来」を判断したことにに起因しています。
「なぁんだ、そんなことか。」と思いきや、これは長く短い人生を楽しむ上で、結構大切なことだと思うのです。
だれしも「未来は希望に満ちていてほしい」と望んでいますよね。
ということはですよ。つきつめていけば、「未来へ希望をもつ」ということは、「今を充実させること」につながるのです。
ある実験で、国内(アメリカ)の様々な地域の人に電話をして「今の生活にどのくらい満足していますか?」と質問をしたというあやしげな研究があります。
その結果が、驚くほど単純でおもしろいのです。
なんと、
「その日、天気がよい地域に住んでいた人の方が現在の暮らしが幸せだと報告する人が多かった。」
というのです。
#明日の幸福を科学する
なんと、人間の幸福度というのは、その日の天気ですら影響するのです。
そんなに簡単に上下する幸福度ですから、「未来の幸福度」なんてのは、まったく予想不可能です。
しかし、繰り返しますが、ぼくたちは「未来に対して希望をもちたい」もの。だからこそ、「今」に目を向け、できるだけ健康で、学ぶ時間を確保し、人間関係を大切にしながら、メンタルを安定させることが「未来に希望をもって生きる」ことにつながるのです。
▼まとめ。
本記事では、「過去を悔やみ、未来を思い描くよりも、まずは『今』を充実させよう」という内容をまとめました。
書きながら考えたことなのですが、「夜型になりがちな人」は、この「未来への希望理論」が負のスパイラルに入っているのではないかと思うのです。
その負のスパイラルが、「今」の形式ばった社会システムに反したとき、様々な弊害が出てくるなんて・・・。ちょっと極端な気もするので、マガジン行きにしたいと思います。
極端な意見でも温かく迎え入れてくださる方は、こちらまで。
▼「夜型になりがち」の要因は、現実社会への希望不足
いつも、ぼくの極端な考えにお付き合いいただきありがとうございます。
今更言うまでもなく、ぼくは小中不登校でして、当時は、「原因は何?」とたくさんの人に聞かれたのでしたが、「これ!」とは言い切れませんでした。
その理由は、原因が明確な1つなわけではありませんでしたし、「原因を特定して、それが取り除かれたところで、ふたたび学校に行きたいと思うことはない」と子どもながらに思っていたからです。
しかし、大人なる今まで、「あの頃、何を考えていたのか。」と自分をふりかえることがたびたびありました。
そんなときに、気付いたのです。
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