人生の「主人公」になるために必要な能力とは
子どもたちに教えてあげたいことはいくつもあるとは思うのですが、僕だったら「人生の主人公はあなただよ!」と言ってあげたい。
既に自分が担任させてもらったクラスの子どもたちには、耳にたこができるくらい伝えています。
よい意味で「個性」をもっていたとしても、「学校に通いだしてから個性を発揮しずらくなったなぁ」なんて思われたら残念ですものね。
ただ、全て決められ、お膳立てされる気持ちよさにはあらがえないところもある。
ゴール前までボールを運んでもらい、「さぁ、後はシュートだけですよ。」と無人のゴールに蹴り込むほどむなしいことはありません。
どうせだったら、相手からタックルを受けてもひらりと交わしたいですし、時には倒れても立ちあがりたい。そしてなにより、やっとの思いでつないできたボールをシュートしてゴールしたいじゃないですか!
不思議なことに、学校での経験が長くなればなるほど「先生の言う通り」みたいな価値観に染まり、せっかくの主人公チャンスを譲りがちになってしまう。
だからこそ、
「主人公は君なんだ!」
1日に3万5000回も選択をして人生を切り開いているんだ!
と伝えてあげたい訳です。
本記事では、そんな主人公になるための内容。主人公になるために必要不可欠なある一つの能力をご紹介します。
ぜひとも、子どもさんを主人公にするためのサポートとして意識してみてくださいね。
▼「主人公」になるために必要なのは自己コントロールである
とまぁ、題名でネタバレしたのですが、唯一無二の「主人公」となるため必須なのは、「自己コントロール能力」でございます。
これまで、成功者と呼ばれる自分の夢を叶えた人たちのことをたくさん紹介してきましたが、そこには成功するための共通項があります。
などなど、「たしかに!」と思えることが多い。
そして、そんな特殊なことはしていないのです。言い換えるのであれば、「それをやればうまくなるよね!と言われることを頑なにやり通す人」と言えるでしょう。
もっと簡単に言えば、「当たり前のことを当たり前にやる人」と言っても良いかもしれません。
しかし、この世の中で夢を叶えた人がありふれていないのは、当たり前のことを当たり前にすることがいかに難しいのかを示しています。
そう、その難しさを打破するのは、本記事での主人公である「自己コントロール能力」。
考えてみれば当然なのですが、「これをやったほうがいいよね!」ということを続けられないのは、
・めんどくさい
・まぁ、いっか
・明日からにしよ
・きっと大丈夫
・なんとかなるさ
みたいな自分を安心させる言葉を投げかけ、勝手に納得しているからではないでしょうか。
ここで、自己コントロール能力が効いてくる。
「いや、そんなんじゃだめだ。」と自分を奮い立たせ、「みんながやっていないからこそ努力できる人が夢を叶えるんだ!」と練習に向かわせる力。この状態こと「自己コントロールが効いている状態」と言ってもよいでしょう。
成功者には、この自己コントロール能力に長けている人が多い。
そして、この自己コントロール能力こそ、あなたを人生の主人公に押し上げる鍵。
「自分の取るべき選択肢を自ら掴みに行き、自らチャンスを引き寄せ、自らチャンスをものにする」
まさに主人公としてふさわしいでしょう。
しかし、そんな主人公になるためには完全にお任せとはいかないのです。次章にその鍵を握るおパートナーの力について書いていきますね。
▼「主人公」に押し上げるパートナーの力
人間は一人では生きていけません。
集団の中に所属することで安心感を得たい生き物ですからね。だからこそ、どのような価値観の集団に所属するかで人生の方向性も大きく変わってくる。
だからこそ、自己コントロール能力を高められるような集団。自己コントロールを高めかかわりをしてあげることが何よりも大切なのです。
さて、子どもにとって自己コントロールのお手本は誰でしょう?
そう、親御さんですよね。
一番近くにいる信頼された人間である親御さんが自ら自己コントロールを発揮して振る舞っているところを何気なく見せていることが大切。
そして、子どもがやるかやらないかの選択場面に陥った時に、自己コントロール能力が発揮できるよう背中を押してあげることが重要なのです。
#お手本を見せていないと説得力0
そのようなサポートにより、子どもたちの中には、
「自分自身の人生は、自分の選択で切り開いていくことができるんだ!」
という主人公感が育つのです!
いつも課題が与えられ、自分の選択は聞きいれてもらえない。常に大人の都合で振り回されているような環境では、そもそも「自分は人生の主人公である」という土台を築けないので注意です。
▼まとめ
本記事では、「人生の主人公は、いつも自分で選択し、道を切り開くことにエネルギーを使う人である!」という内容をまとめました。
人生の選択肢が多様になった現代ですから、ますます「自分で選んだ」という経験は貴重になってきます。
「子どもだから」という理由で手取り足取りではなく、成長と共に選択肢を広げていくような意識でサポートすることが大切なのです。
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